【ぴくカゲⅢ】アルプトラウム【漸進派】

「私の娘を泣かせはしない」
◆アルプトラウム
体長　縦２ｍ５０ほど　横２ｍ７０ほど
ましろが三歳の時に虐待をする親から助けて欲しい一心から産まれたカゲ
その姿はぼろぼろの絵本で見た「王子様」が元らしいが何故頭部が山羊であるかはましろにもアルプトラウム本人にも分からない。
性格は温厚で紳士的、自我を持ちましろを娘の様に愛し身の回りの世話もこなす。
子供好きだが見た目のせいであんまり近づいてもらえないのが少しコンプレックス。
髪と後ろ足は黒いモヤのようになっている。前足は金の義足。
コートの中の空間はましろ曰く「おもちゃばこ」と呼ばれ、とある場所につながっている。危険な時はましろを其処に非難させたり「おもちゃばこ」から武器を持ってくることも可能
ましろの世話をする際、人間の形になることもあるがやはり頭部は山羊のままである。
産まれた当初の頃は「ましろが差別されることなく過ごすためには私（カゲ）はいない方が良い」と考え回帰派の行動を取っていたが、ましろと暮らす内に父性に目覚め今ではすっかり漸進派。少しばかり親ばか。

◆能力
額の目で三秒以上相手と目を合わせることで発動
相手の精神（夢）に入り込みトラウマを掘り起こしたり悪夢を見せたりなどの精神攻撃をする。程度はちょっと怖いような物から精神を壊すような物まで。その時のアルプトラウムの怒りのボルテージによって度合いが違う。
精神世界に入り込んだアルプトラウムを追い出すか倒すかでこの能力は解除される
能力が破られた際などの場合には「おもちゃばこ」から武器を取り出し四本の腕で用いて戦う。「おもちゃばこ」から出せるのは片手、もしくは両手で扱えるサイズの物に限られるが種類にあまり限りはない様子


「アルはましろのぱぱでおーじさまなの！」
◆雨倉ましろ（あまくらましろ）
五歳か六歳程度
三歳時に虐待を受けている最中カゲを初めて具現化。カゲに浚われる様に親の元から逃げて以来、アルプトラウムと共に過ごす。家族から捜索願いなどは出されていない。現在は聖・グリザイユ寮（illust/20076325）に身を寄せる。
特に回帰・漸進の思想はないがアルプトラウムと離れることだけは嫌な為漸進派に落ち着いている。

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