【六花奇譚】星宿りのオド【死霊兵】
死霊兵の投稿です。
◆[ 死霊兵 オド・サギルラムル ]
所属:紅玉ノ国/カードポイント:500
職業:魔物使い/ ジョブレベル:500
生存時:第1期【illust/43822828】
所属:紅玉ノ国/カードポイント:5
職業:魔物使い/ ジョブレベル:1
◇家族
妻:キキ・サギルラムル【illust/43823658】【illust/47309204】
「素直で純粋なオメーと出逢ってなけりゃ、俺は碌な人生を送れちゃいなかっただろうさ。オメーは俺に平穏な時間を与えてくれた。
だから…今しか言わねえからな?いいな?…愛してるぜキキ。俺の残りの人生全部、くれてやってもいいと思っちまったくらいにな」
「ハッハア!これで、やっと家族で語らう時間が出来たってわけか。よし、そんじゃあキキ、いっちょガキ共を構い倒してやるかあ?
…今まで出来なかった分まで、あいつらと話して、思いっきり抱きしめてやれよ。今のオメーには、それが出来るだろ。
姿形が違おうが、野生の勘が並外れたあいつらが母親を間違える筈がねえ。オメーが与え続けた温もりをちゃんと覚えてるだろうよ」
娘:ララ・サギルラムル・ヘールボップ【illust/44480249】【illust/47344567】
「これでも俺ぁ心配してたんだよ、オメー一人が逃がされた事、後悔し続けてんじゃねえかってな。…杞憂じゃあなかったって顔だな?
いいかあララ、オメーがあの時生き延びて未来を繋いだ。だから俺達はこうして子孫の顔を拝めた、礼を言うぜ。…よく頑張ったな」
息子:トト・サギルラムル【illust/44423914】【illust/47338110】
「あの時オメーを残した事は、今でも俺の心残りでな?散々逃げ回ってたツケだろうな、全部を守りきるだけの力が、俺にはなかった。
だが、オメーの選択は誇りに思うぜ、トト。大事なもんを命張って護れる立派な男に育ったな。親として冥利に尽きるってもんだ!」
◆補足
【星宿り】生前、夜空を司る魔物と契約し、星飼いと称された者の死後の通り名。
自身に魔物を憑依させる昴御魂は使えないが、魔物使いとしての能力は大幅に向上した。
夜空を司る魔物との意思疎通はほぼ完璧なものとなり、最大限の能力を引き出す事が出来る。
【星砂陣術】星の欠片を砕いた砂で地面に陣を描き、様々な効果を呼び起こす。
◇スキル
【彩りの大地-結-】かつて未完の美学を提唱した男は、己の人生が完結した先に在る幸福を見た。
鉱石を砕いた砂で大地に文様を描き、子孫達の力を向上させる。
【慧眼】経験を重ねて磨かれた鋭い洞察力で、物事の本質や裏面を見抜く。
【琥珀の守人】己の弱さを克服し、森の木霊や動物達に認められた証。妻や子供達、家族と過ごした琥珀の森を守る為に戦う。
*****
夜空とは、死の国なのだと誰かが云った。
曰く。死した御魂は夜空へ昇り、闇を纏ってその身を異形へと変え、光り輝く魔物に為るのだと。
曰く。天を巡る夜空の魔物は、御魂の器の面影を残す存在に惹かれ、力を貸し与える契約を結ぶのだと。
曰く。大地からの呼び声に応えた魔物は、契約した者を護る為、親が子を護るかのように全力で戦うのだと。
――それは、紅玉ノ国のとある一族に語り継がれてきた、古い旧い御伽噺。
果たしてそれが、嘘か真か…その答えを知る者は、誰もいなかった。 ――これまでは。
*****
◆[ 死霊兵 オド・サギルラムル ]
所属:紅玉ノ国/カードポイント:500
職業:魔物使い/ ジョブレベル:500
生存時:第1期【illust/43822828】
所属:紅玉ノ国/カードポイント:5
職業:魔物使い/ ジョブレベル:1
◇家族
妻:キキ・サギルラムル【illust/43823658】【illust/47309204】
「素直で純粋なオメーと出逢ってなけりゃ、俺は碌な人生を送れちゃいなかっただろうさ。オメーは俺に平穏な時間を与えてくれた。
だから…今しか言わねえからな?いいな?…愛してるぜキキ。俺の残りの人生全部、くれてやってもいいと思っちまったくらいにな」
「ハッハア!これで、やっと家族で語らう時間が出来たってわけか。よし、そんじゃあキキ、いっちょガキ共を構い倒してやるかあ?
…今まで出来なかった分まで、あいつらと話して、思いっきり抱きしめてやれよ。今のオメーには、それが出来るだろ。
姿形が違おうが、野生の勘が並外れたあいつらが母親を間違える筈がねえ。オメーが与え続けた温もりをちゃんと覚えてるだろうよ」
娘:ララ・サギルラムル・ヘールボップ【illust/44480249】【illust/47344567】
「これでも俺ぁ心配してたんだよ、オメー一人が逃がされた事、後悔し続けてんじゃねえかってな。…杞憂じゃあなかったって顔だな?
いいかあララ、オメーがあの時生き延びて未来を繋いだ。だから俺達はこうして子孫の顔を拝めた、礼を言うぜ。…よく頑張ったな」
息子:トト・サギルラムル【illust/44423914】【illust/47338110】
「あの時オメーを残した事は、今でも俺の心残りでな?散々逃げ回ってたツケだろうな、全部を守りきるだけの力が、俺にはなかった。
だが、オメーの選択は誇りに思うぜ、トト。大事なもんを命張って護れる立派な男に育ったな。親として冥利に尽きるってもんだ!」
◆補足
【星宿り】生前、夜空を司る魔物と契約し、星飼いと称された者の死後の通り名。
自身に魔物を憑依させる昴御魂は使えないが、魔物使いとしての能力は大幅に向上した。
夜空を司る魔物との意思疎通はほぼ完璧なものとなり、最大限の能力を引き出す事が出来る。
【星砂陣術】星の欠片を砕いた砂で地面に陣を描き、様々な効果を呼び起こす。
◇スキル
【彩りの大地-結-】かつて未完の美学を提唱した男は、己の人生が完結した先に在る幸福を見た。
鉱石を砕いた砂で大地に文様を描き、子孫達の力を向上させる。
【慧眼】経験を重ねて磨かれた鋭い洞察力で、物事の本質や裏面を見抜く。
【琥珀の守人】己の弱さを克服し、森の木霊や動物達に認められた証。妻や子供達、家族と過ごした琥珀の森を守る為に戦う。
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夜空とは、死の国なのだと誰かが云った。
曰く。死した御魂は夜空へ昇り、闇を纏ってその身を異形へと変え、光り輝く魔物に為るのだと。
曰く。天を巡る夜空の魔物は、御魂の器の面影を残す存在に惹かれ、力を貸し与える契約を結ぶのだと。
曰く。大地からの呼び声に応えた魔物は、契約した者を護る為、親が子を護るかのように全力で戦うのだと。
――それは、紅玉ノ国のとある一族に語り継がれてきた、古い旧い御伽噺。
果たしてそれが、嘘か真か…その答えを知る者は、誰もいなかった。 ――これまでは。
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2014-11-30 23:49
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