【はじまり】アイネアス【王子】
太陽と月 はじまりのカタチ【illust/64996896】
11/21 素敵なご縁を頂きました!
月の大陸の山脈間にある小国 霧の国ロスルメテア
■月の大陸にある永遠の夜と霧の国ロスルメテア王子の第二王子。
ロスルメテアは吸血鬼が治める国でありアイネアスも純血の吸血鬼である。
次代の王は第一王子が継ぐことが決まっているため異種との婚姻が定められている。
■ロスルメテア王国
吸血鬼の国であり民衆は他の種族との血の混じりはあれどほとんどが吸血種である。
原産はワインと薔薇。
ロスルメテアの薔薇は時折宝玉を産むことがある。
一年のほとんどを霧に包まれている。
ロスルメテアの吸血種:
吸血種のため一定の血を必要とするものの、ロスルメテアの薔薇で作ったワインでも代用が可能。
ただし血を摂取しないと長寿を保つことが出来ない。
同意を得ない吸血行為は国で禁止されている。
■アイネアス
自分が第二王子であることを理解しており必要以上に政治には首を出してはいない。
その反動か斜に構えており街に下りては隠れて遊んでいる。
性格は温厚・楽天家。生まれと性格から何事にも本気になれたことがない。
好物は国産ワインとおつまみ。綺麗なもの。
残念なことに弩級の音痴。
本気になれるものを探している。
■婚姻お相手様
*+*+*ウィードランド王国第一王女 アレシア様【illust/65956742】*+*+*
「彼女の隣はとても居心地が良くて暖かくて
いつしか思うようになってしまったんだ
彼女の一番でありたいと」
いつだって一番ではなかった。
責任感が強く、国を思い、種族を思い、何をしても正しい兄。
妬む、という感情はすこし違うような気がした。それはたぶん尊敬。
自分にはないものをもって生まれた兄への敬愛の一つ。
この国を愛しているし、民も皆良くしてくれる。恵まれているとは思っている。
ただ、ずっと心のどこかに穴が開いているような気がしていた。
そんなとき、両親より出されたのが太陽の大陸の国との婚姻話だった。
「はじめまして、お姫様。キミがアレシア?
私はロスルメテアの第二王子アイネアス。すまないね。暗いところでしか動くことが出来なくて
この国は…この大陸は本当に眩しいね」
「吸血鬼、というものを知っているかな。私はソレなんだ。
だから太陽の下には出ることができない。血を飲まないと寿命が縮んでしまう
おやおや疑っているのかい?牙でも触ってみる?なんてね」
「キミの影を通して景色を見ることが出来るんだ。
これがキミの世界か…本当に太陽の下の世界は…美しいね」
***
最初こそぎこちなかったものの、彼女はよく笑いよく話した。
本人は自分のことを地味だと気にしているようだが、太陽のように笑う彼女は
とても美しいと思った。
眩しくて手を伸ばすことを躊躇うほどに。
そう思う自分が居ることに驚いていた。
民や臣下から表情が変わったといわれるのは――――…あと少しだけ先のこと。
「暖かくて明るい。俺は光は苦手だけれど
キミの隣はとても居心地がいいんだ。だからどうか逃げないで」
友人や関係国など婚姻以外の関係も大歓迎です~~!
どうぞよろしくお願いします!
11/21 素敵なご縁を頂きました!
月の大陸の山脈間にある小国 霧の国ロスルメテア
■月の大陸にある永遠の夜と霧の国ロスルメテア王子の第二王子。
ロスルメテアは吸血鬼が治める国でありアイネアスも純血の吸血鬼である。
次代の王は第一王子が継ぐことが決まっているため異種との婚姻が定められている。
■ロスルメテア王国
吸血鬼の国であり民衆は他の種族との血の混じりはあれどほとんどが吸血種である。
原産はワインと薔薇。
ロスルメテアの薔薇は時折宝玉を産むことがある。
一年のほとんどを霧に包まれている。
ロスルメテアの吸血種:
吸血種のため一定の血を必要とするものの、ロスルメテアの薔薇で作ったワインでも代用が可能。
ただし血を摂取しないと長寿を保つことが出来ない。
同意を得ない吸血行為は国で禁止されている。
■アイネアス
自分が第二王子であることを理解しており必要以上に政治には首を出してはいない。
その反動か斜に構えており街に下りては隠れて遊んでいる。
性格は温厚・楽天家。生まれと性格から何事にも本気になれたことがない。
好物は国産ワインとおつまみ。綺麗なもの。
残念なことに弩級の音痴。
本気になれるものを探している。
■婚姻お相手様
*+*+*ウィードランド王国第一王女 アレシア様【illust/65956742】*+*+*
「彼女の隣はとても居心地が良くて暖かくて
いつしか思うようになってしまったんだ
彼女の一番でありたいと」
いつだって一番ではなかった。
責任感が強く、国を思い、種族を思い、何をしても正しい兄。
妬む、という感情はすこし違うような気がした。それはたぶん尊敬。
自分にはないものをもって生まれた兄への敬愛の一つ。
この国を愛しているし、民も皆良くしてくれる。恵まれているとは思っている。
ただ、ずっと心のどこかに穴が開いているような気がしていた。
そんなとき、両親より出されたのが太陽の大陸の国との婚姻話だった。
「はじめまして、お姫様。キミがアレシア?
私はロスルメテアの第二王子アイネアス。すまないね。暗いところでしか動くことが出来なくて
この国は…この大陸は本当に眩しいね」
「吸血鬼、というものを知っているかな。私はソレなんだ。
だから太陽の下には出ることができない。血を飲まないと寿命が縮んでしまう
おやおや疑っているのかい?牙でも触ってみる?なんてね」
「キミの影を通して景色を見ることが出来るんだ。
これがキミの世界か…本当に太陽の下の世界は…美しいね」
***
最初こそぎこちなかったものの、彼女はよく笑いよく話した。
本人は自分のことを地味だと気にしているようだが、太陽のように笑う彼女は
とても美しいと思った。
眩しくて手を伸ばすことを躊躇うほどに。
そう思う自分が居ることに驚いていた。
民や臣下から表情が変わったといわれるのは――――…あと少しだけ先のこと。
「暖かくて明るい。俺は光は苦手だけれど
キミの隣はとても居心地がいいんだ。だからどうか逃げないで」
友人や関係国など婚姻以外の関係も大歓迎です~~!
どうぞよろしくお願いします!
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2017-11-17 21:32
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