【ハナムケ】リリーティア【2期】
企画元:朽ちゆく世界にハナムケを【illust/67637283】
「おは…よう…。ボクはメルリ・・・、メリルゴール。
まだ、うまく、はなせない‥」
「好き…ウタと、空と花と太陽。
わかる…銃の使い方。よろしく」
◆リリーティア・ピェルトーチカ / RIRYTEAR
魔法人形『メリルゴール』
年齢:生まれてから1年(外見10代前半)
性別:中性(身体的に無性別。すべてのメリルゴールが子孫を残せる)
身長:133cm
所属:レフコニア
ポイント:70(親30+継続30+イベント10)
◆家族
母:サージェリカさん【illust/68665578】
魔法人形(親):マリーゼル【illust/68711535】(30pt/レフコニア/イベント:ハナミチ)
きょうだい:カーネイディヤちゃん/カーネイディヤくん【illust/69612597】
【スキル】
<従翼> (ジュウヨク)
頭上で輪を描く羽。
空を飛ぶ翼になったり、攻撃したり音を鳴らしたり使い方は様々。
器用に操れるようになるには練習が必要。
<METAMORPHOSE> (メタモルフォーゼ)
生まれたばかりの心は何色にも塗り替えられる。
"「ウタ」をおしえてくださいね。"
<雪獄の狙撃手>
平常時なら1km先の小さな獲物も見逃さない。悪天候時も経験と勘である程度補正できる。
<勇勘>
知らない場所や出来事に気持ちが刺激されると勘が冴え、狙撃が当たりやすくなる。
◆婚姻関係
素敵なご縁をいただきました!
ルイユ・A・クレセンテさん【illust/69537127】(レフコニア)
眠りの浅瀬、馬車の揺りかご。
名前を呼ばれても夢は解けない。
目覚めの螺子を巻いてくれたのは赤いコートのひとでした。
-
地面から生えているきれいなひらひらをたくさんとってルイユに見せたら、「花」だとおしえてくれた。
花にも種類があって、それぞれ色やかたちがちがうんだって。
ボクのリボンについている白い花は百合というらしい。でもさわったらつるつるしていて他の花とちがうみたい。
それはガラスでできたかざりだった。
ルイユはボクに「ランプ」をみせてくれた。青いひかりがボクとルイユをゆらゆらてらした。
このランプは、もともと「花」だったらしい。ルイユは花をランプにできるんだ。すごい。
「ボクが好きな花いっぱいあつめて、ルイユにあげるね!」
ルイユがよんでくれた「だいじな手紙」に書いてあった。ボクはまほう人形「めりるごーる」で、
ボクの前のめりるごーるがガラスに変わったとき、その中から生まれてきたんだって。
遠くにいるお母さんもきょうだいも、ボクが目をさますのをとても楽しみにしていたみたい。
目が覚めた僕は、ルイユにいろいろなことを教えてもらって、毎日とても楽しくて、
それで…なんていえばいいかむずかしいけれど、とにかく目がさめてすごくうれしい。
だから、きっとこの花たちも、目がさめて自分がランプになっていたらとてもうれしい、と思う。
「こんにちはランプさん。あなたは何色の花から生まれたの?
ボクはね、オレンジとみずいろ。みんな"きょうだい"みたいだね!」
僕は毎日花を集めた。帽子とおそろいのオレンジ色や、水色、だけどルイユにはやっぱり赤い花が一番似合うと思う。
でも僕のリボンとおそろいもいいなと思って白い花も選んだ。結局いろんな花を摘んでいった。
ルイユは何色が好きなんだろう?この世界のいろんなことを教えてくれるけど、僕が一番知りたいのはルイユが考えてることとか、好きなもののことだった。
手紙が書けるようになった。お母さんとカーネイディヤから届く手紙に返事が出せるようになったし、
おつかいに行くときもメモがあるから何を買うか忘れないで済む。
僕が文字を覚える間に、ルイユはちょっと背が伸びた気がする。
そういえば咲いている花の種類が変わったし、日の出と日の入りの時間も変わった。
季節が廻ると人間は「成長」するっていうのは本当なんだ。
「ルイユー!見て見て!」
身長は伸びないけど魔法で髪の長さや服装は変えることができる。
僕はさっそく髪を伸ばして「みつあみ」にした。
だけど伸ばしすぎて途中で絡まったり余ったりしてうまく編めなかった。
ルイユは微妙な顔をしてたけど、めげずに練習しようと思う。
二つにしばったり、髪をくるくるにしたり、いろいろ試してみよう。
-
"ウタをおしえてくださいね"
メリルゴールとしての願い通りルイユは僕にたくさんの言葉<ウタ>を教えてくれた。
それに比例して知りたかったことも知りたくなかったこともわかるようになっていった。
姿が変わらない、いつまでも人形でしかない僕はいつまでルイユの隣にいられるのかな?
メリルゴールの本能よりも強い「知りたい」と思う心。きっとこれが恋だとわかった。
人形が抱くには出過ぎた想いかもしれない。何も人間になりたいわけじゃない。
僕の狭い歩幅でルイユを追いかけるならもっと急がなきゃいけないと思ったんだ。
「いつもルイユはたくさんの物語と一緒に大切なことを教えてくれた」
(朝と夜、夏と冬、生と死、螺子のようにまわって繰り返すもの)
「僕が摘んできた花を捨てたこと、一度もなかった。それがとてもうれしかった」
(僕が野から奪い、ルイユが生まれ変わらせたもの)
「僕はメリルゴール、硝子の人形。根雪の春にまた咲きましょう」
(貴方の手の中で咲いて、貴方の手の中で枯れるから。
命を持たない僕でもルイユがいれば新しい光を灯してもらえるね)
「おは…よう…。ボクはメルリ・・・、メリルゴール。
まだ、うまく、はなせない‥」
「好き…ウタと、空と花と太陽。
わかる…銃の使い方。よろしく」
◆リリーティア・ピェルトーチカ / RIRYTEAR
魔法人形『メリルゴール』
年齢:生まれてから1年(外見10代前半)
性別:中性(身体的に無性別。すべてのメリルゴールが子孫を残せる)
身長:133cm
所属:レフコニア
ポイント:70(親30+継続30+イベント10)
◆家族
母:サージェリカさん【illust/68665578】
魔法人形(親):マリーゼル【illust/68711535】(30pt/レフコニア/イベント:ハナミチ)
きょうだい:カーネイディヤちゃん/カーネイディヤくん【illust/69612597】
【スキル】
<従翼> (ジュウヨク)
頭上で輪を描く羽。
空を飛ぶ翼になったり、攻撃したり音を鳴らしたり使い方は様々。
器用に操れるようになるには練習が必要。
<METAMORPHOSE> (メタモルフォーゼ)
生まれたばかりの心は何色にも塗り替えられる。
"「ウタ」をおしえてくださいね。"
<雪獄の狙撃手>
平常時なら1km先の小さな獲物も見逃さない。悪天候時も経験と勘である程度補正できる。
<勇勘>
知らない場所や出来事に気持ちが刺激されると勘が冴え、狙撃が当たりやすくなる。
◆婚姻関係
素敵なご縁をいただきました!
ルイユ・A・クレセンテさん【illust/69537127】(レフコニア)
眠りの浅瀬、馬車の揺りかご。
名前を呼ばれても夢は解けない。
目覚めの螺子を巻いてくれたのは赤いコートのひとでした。
-
地面から生えているきれいなひらひらをたくさんとってルイユに見せたら、「花」だとおしえてくれた。
花にも種類があって、それぞれ色やかたちがちがうんだって。
ボクのリボンについている白い花は百合というらしい。でもさわったらつるつるしていて他の花とちがうみたい。
それはガラスでできたかざりだった。
ルイユはボクに「ランプ」をみせてくれた。青いひかりがボクとルイユをゆらゆらてらした。
このランプは、もともと「花」だったらしい。ルイユは花をランプにできるんだ。すごい。
「ボクが好きな花いっぱいあつめて、ルイユにあげるね!」
ルイユがよんでくれた「だいじな手紙」に書いてあった。ボクはまほう人形「めりるごーる」で、
ボクの前のめりるごーるがガラスに変わったとき、その中から生まれてきたんだって。
遠くにいるお母さんもきょうだいも、ボクが目をさますのをとても楽しみにしていたみたい。
目が覚めた僕は、ルイユにいろいろなことを教えてもらって、毎日とても楽しくて、
それで…なんていえばいいかむずかしいけれど、とにかく目がさめてすごくうれしい。
だから、きっとこの花たちも、目がさめて自分がランプになっていたらとてもうれしい、と思う。
「こんにちはランプさん。あなたは何色の花から生まれたの?
ボクはね、オレンジとみずいろ。みんな"きょうだい"みたいだね!」
僕は毎日花を集めた。帽子とおそろいのオレンジ色や、水色、だけどルイユにはやっぱり赤い花が一番似合うと思う。
でも僕のリボンとおそろいもいいなと思って白い花も選んだ。結局いろんな花を摘んでいった。
ルイユは何色が好きなんだろう?この世界のいろんなことを教えてくれるけど、僕が一番知りたいのはルイユが考えてることとか、好きなもののことだった。
手紙が書けるようになった。お母さんとカーネイディヤから届く手紙に返事が出せるようになったし、
おつかいに行くときもメモがあるから何を買うか忘れないで済む。
僕が文字を覚える間に、ルイユはちょっと背が伸びた気がする。
そういえば咲いている花の種類が変わったし、日の出と日の入りの時間も変わった。
季節が廻ると人間は「成長」するっていうのは本当なんだ。
「ルイユー!見て見て!」
身長は伸びないけど魔法で髪の長さや服装は変えることができる。
僕はさっそく髪を伸ばして「みつあみ」にした。
だけど伸ばしすぎて途中で絡まったり余ったりしてうまく編めなかった。
ルイユは微妙な顔をしてたけど、めげずに練習しようと思う。
二つにしばったり、髪をくるくるにしたり、いろいろ試してみよう。
-
"ウタをおしえてくださいね"
メリルゴールとしての願い通りルイユは僕にたくさんの言葉<ウタ>を教えてくれた。
それに比例して知りたかったことも知りたくなかったこともわかるようになっていった。
姿が変わらない、いつまでも人形でしかない僕はいつまでルイユの隣にいられるのかな?
メリルゴールの本能よりも強い「知りたい」と思う心。きっとこれが恋だとわかった。
人形が抱くには出過ぎた想いかもしれない。何も人間になりたいわけじゃない。
僕の狭い歩幅でルイユを追いかけるならもっと急がなきゃいけないと思ったんだ。
「いつもルイユはたくさんの物語と一緒に大切なことを教えてくれた」
(朝と夜、夏と冬、生と死、螺子のようにまわって繰り返すもの)
「僕が摘んできた花を捨てたこと、一度もなかった。それがとてもうれしかった」
(僕が野から奪い、ルイユが生まれ変わらせたもの)
「僕はメリルゴール、硝子の人形。根雪の春にまた咲きましょう」
(貴方の手の中で咲いて、貴方の手の中で枯れるから。
命を持たない僕でもルイユがいれば新しい光を灯してもらえるね)
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2018-07-08 16:46
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