【まほとき】ミア【人間】
✦いつか魔法を解きにきて【illust/95849633】
こちらの企画様に参加失礼します。
………………………………………………………
✦ミア
人間/23歳/178cm
各国を転々としながら用心棒や雇われ傭兵として日銭を稼いで生活しつつ、魔法使いを探している。
前世の記憶は朧げにはあるが、魔法使いの顔も思い出せないでいる。
かけられた魔法は、首に巻きついた首輪のような浮き上がる刻印。
自分の手では触れられないし外せない。
もしかするとただの首輪ではなく何かの効果があるのかもしれないが、本人は気づいていない。
魔法を解いて欲しいと言うよりも、物心がついた頃から魔法使いを探しているので、今はとにかく一目会うことが目的になっている。
一人称:俺
二人称:君、あんた、お前
………………………………………………………
✦素敵なご縁を頂きました!
トーヤさん【illust/96753670】
生まれた時から、きっと誰かを探していた。
あの時守れなかったひとを。
ただ見ていることしかできなかったひとを。
絶望に項垂れるほそい肩を、抱きしめる事すらできなかったひとを。
一生かかったっていい、恨まれていたっていい、この魔法が、たとえ呪いだったとしても、それでも。
俺はただあのひとに一目会って、────会って。
一体俺に、何ができる?
記憶に残る無力感が、時折足枷のように歩みを阻む。
柵を掻き分けてまで会いに行って、もしもまた同じ過ちを繰り返してしまったら?
思い出したくもなかった過去を、引き摺り出すようなまねをしてしまったら?
きっとあの頃よりもずっと強くなった。あのひとを守るために、そのためだけに一生を費やしてきた。
それでも、あのひとのために俺が出来る事なんて────……
ぐらぐらと谷底に落ちていく思考を遮るように、視界を白いものが横切った。
「……雪」
珍しくなんてないはずなのに。雪越しに見る張り詰めた空気が、その奥に浮かぶ朽ちかけた風景が、やけに懐かしく見えた。
足枷を振り切るように走り出す。
ようやく捉えたちいさな人影は、最後に見た景色と同じように、ほそい肩を震わせて苦し気に泣いていた。
そうか、きっと俺は、
「……ずっと、その涙を、拭ってあげたかったんです」
「長い間、待たせてごめんなさい。ねえ、魔法なんて解かなくていいよ、……だから」
ほそい手首を掴む。きっとあたたかったはずのそれは、雪のように白く冷えていた。
編集中…
………………………………………………………
✦申請・交流につきまして
・万が一申請を頂けた場合、三日以内にはお返事させて頂きます。
・恋愛関係を含む場合、HLBLどちらも対応可能です。(BLの場合はこちら側が攻め固定でお願いします…!)
・お相手様に求める条件などは特にございません。関係性等につきましては、お相手様と相談の末決めて行けたらと思っております。
・こちらからの交流は主にpixiv内にて漫画を投稿したいと考えておりますので、その許可だけ頂けますと幸いです。外部ツール(Twitterなど)もございますので、お話などはお相手様に合わせた方法でさせて頂ければと思います。
・もちろんお相手様にお返事や反応を強要することは致しませんので、無理なくお互いのペースで、お差し支えなければ末永くお話し出来る方だと嬉しいです。
………………………………………………………
こちらのキャラクターをご使用頂く際に許可などは必要ございません。
背景やモブ、お友達のひとりとしてご自由にお使いくださいませ。
随時編集して参ります。
不備や不手際などございましたら、お手数ですがメッセージにてお声掛けくださいませ。
こちらの企画様に参加失礼します。
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✦ミア
人間/23歳/178cm
各国を転々としながら用心棒や雇われ傭兵として日銭を稼いで生活しつつ、魔法使いを探している。
前世の記憶は朧げにはあるが、魔法使いの顔も思い出せないでいる。
かけられた魔法は、首に巻きついた首輪のような浮き上がる刻印。
自分の手では触れられないし外せない。
もしかするとただの首輪ではなく何かの効果があるのかもしれないが、本人は気づいていない。
魔法を解いて欲しいと言うよりも、物心がついた頃から魔法使いを探しているので、今はとにかく一目会うことが目的になっている。
一人称:俺
二人称:君、あんた、お前
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✦素敵なご縁を頂きました!
トーヤさん【illust/96753670】
生まれた時から、きっと誰かを探していた。
あの時守れなかったひとを。
ただ見ていることしかできなかったひとを。
絶望に項垂れるほそい肩を、抱きしめる事すらできなかったひとを。
一生かかったっていい、恨まれていたっていい、この魔法が、たとえ呪いだったとしても、それでも。
俺はただあのひとに一目会って、────会って。
一体俺に、何ができる?
記憶に残る無力感が、時折足枷のように歩みを阻む。
柵を掻き分けてまで会いに行って、もしもまた同じ過ちを繰り返してしまったら?
思い出したくもなかった過去を、引き摺り出すようなまねをしてしまったら?
きっとあの頃よりもずっと強くなった。あのひとを守るために、そのためだけに一生を費やしてきた。
それでも、あのひとのために俺が出来る事なんて────……
ぐらぐらと谷底に落ちていく思考を遮るように、視界を白いものが横切った。
「……雪」
珍しくなんてないはずなのに。雪越しに見る張り詰めた空気が、その奥に浮かぶ朽ちかけた風景が、やけに懐かしく見えた。
足枷を振り切るように走り出す。
ようやく捉えたちいさな人影は、最後に見た景色と同じように、ほそい肩を震わせて苦し気に泣いていた。
そうか、きっと俺は、
「……ずっと、その涙を、拭ってあげたかったんです」
「長い間、待たせてごめんなさい。ねえ、魔法なんて解かなくていいよ、……だから」
ほそい手首を掴む。きっとあたたかったはずのそれは、雪のように白く冷えていた。
編集中…
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✦申請・交流につきまして
・恋愛関係を含む場合、HLBLどちらも対応可能です。(BLの場合はこちら側が攻め固定でお願いします…!)
・お相手様に求める条件などは特にございません。関係性等につきましては、お相手様と相談の末決めて行けたらと思っております。
・こちらからの交流は主にpixiv内にて漫画を投稿したいと考えておりますので、その許可だけ頂けますと幸いです。外部ツール(Twitterなど)もございますので、お話などはお相手様に合わせた方法でさせて頂ければと思います。
・もちろんお相手様にお返事や反応を強要することは致しませんので、無理なくお互いのペースで、お差し支えなければ末永くお話し出来る方だと嬉しいです。
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こちらのキャラクターをご使用頂く際に許可などは必要ございません。
背景やモブ、お友達のひとりとしてご自由にお使いくださいませ。
随時編集して参ります。
不備や不手際などございましたら、お手数ですがメッセージにてお声掛けくださいませ。
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2022-03-06 00:00
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