【華縁】臣【二世代目】
引き続き此方の素敵な企画様にお邪魔させていただきます。
華の由縁 様 (illust/96568934)
※5/21:お預かりしていたメッセージに返信致しました。不着の際はお手数ですがご連絡下さい。
== ==
❀素敵なご縁を結んで頂きました(5/21)❀
愛しくて見惚れた、俺だけの桜:小此鬼 志桜 様(illust/98341565)
志桜さん。
彼女は親しくしてくれている友人の大切な妹さんだった。
出会った記念に髪を結ってくれると言うのでお願いすれば、懸命にそれを止めようとする一番上のお兄さんが印象的で。
お兄さんに「大丈夫ですよ」と声を掛ければ志桜さんはご機嫌な笑顔で近付いてきて髪を結い始める。
心地の好い手で懸命に私の狼と猫の間で扱いづらいだろう髪を懸命に結ってくれる姿は、なんだか健気で愛らしい。
「おや、これはこれは。志桜さんのご趣味はハイカラ寄りなんですねぇ」
そう思っている内に結い上がった髪の感想を述べれば志桜さんは可愛らしく満開の桜の様に笑う。
(ああ、こんなに愛らしく微笑むひとが居るのか…)
私の胸の中に、一輪の桜が咲いた気がした。
「おや、志桜さん?ああ、飾り作りの材料を買いに。荷物持ちにお供しましょうか?」
「こんにちは、志桜さん。此方、五十鈴さんと一緒に寄ったお店で買ってきた冷菓です。ええ、志桜さんがお好きかと思いまして」
以前はそんな風に簡単に声を掛けていたのに、最近、志桜さんのお顔を正面から見れない。
それどころか確実に私の受け答えは冷たくなっている。
それでも町で見かければ声を掛けてくれる志桜さんに申し訳なさと、若干の気恥しさが素直になる邪魔をする。
「…ああ、志桜さん。こんんちは。お買い物ですか?それはいい。では、私はこれで…」
「いえ、避けてませんよ。そんな…顔も見てなきゃ目も見てないなんて……わ、分かりました分かりました。…ほら、ね?ちゃんと貴女のお顔を見ているでしょう?」
「ち、違います!志桜さんが嫌いなのではなく俺がっ…その、少し今は貴女に顔を合わせづらいと言うか……いえだから嫌いじゃないのです寧ろ好っ……素敵な方だと、ええ」
「志桜さん、どうしまし え…好き…?志桜さんが私をですか?…あ~~…すみません俺としたことが…女性の貴女に先に言わせてしまうなんて…」
すっかり志桜さんへの恋心を自覚して、これ以上志桜さんに不快な思いをさせる前にどちらかに吹っ切れないとと思って居る頃だった。
いつものように朗らかに微笑む志桜さんは事も有ろうに正面切って私に「好き」だと告げた。
な、何がどうなっている?
友人としての好意かと思えば異性として慕っているとハッキリものを言う彼女を前に、不甲斐なさで自分を殴りたくなる。
けれど、お蔭で吹っ切れた。
「志桜さん、貴女が好きです。俺も、貴女の事をお慕いしています。先日までのはその…貴女を想うばかりに貴女と顔を合わせづらく…すみません。不甲斐ない男で。けれど貴女への愛は本物です。これだけは嘘偽りない俺の気持ちですよ」
「…ああ、その…俺は母に似て少し不器用と言うか…素直に甘えるのが下手で……その分志桜さんが甘やかしてくださると?ああ、そうしたら少しは貴女に素直になれるでしょうか?けれど志桜さん、俺も甘やかす方は得意なので其方もお忘れなく」
「志桜さん。千代に八千代に、貴女が咲き続ける限り俺も貴女の隣で生きます」
== ==
名前:臣(オミ)
性別:男
年齢:28歳
身長:184cm(狼の姿:160cmの人間の太腿程の体高)
種族:送り狼×猫又の妖怪
好き:美味しい食事、耳新しい面白い話
苦手:好きな相手に素直に甘える事
人称:「私」「俺」/「君」/「さん付け」「呼び捨て」
■性格詳細
・送り狼の父と猫又の母を持つ妖怪。三毛柄の送り狼。母から譲ってもらったリボン付き。
・両親の影響もあって人の作ったご飯を頂くのが好き。
・普段は現代でいう食レポや送った相手から聞いた面白い話を書いて瓦版に売り日銭を稼いでいる。
・送り狼の習性で後ろをついて行ったり人を送ったりはするが、転んでも襲うことはない。
・母に似て人に甘えたがる一面があるが、本命相手にだけは上手く素直になれない様子。
・妹を大変可愛がっており、妹が送り狼の真似事をしていると一緒になって妹を見守っている時がある。
「さてと、今日は何処の店で食事にしようかな。新規開店のあの店か老舗のあの店か、悩むなぁ」
「恋だ愛だも綺麗で可愛いものだとは思うけどね。私にはちょっとくすぐった過ぎるかな」
(なんてのは建前だ。俺が触れて、君に名を呼ばれて、撫でられて…君にされたら、君に出来たらどんなに……)
「…良かったらそこの甘味屋にでも寄るか?別に…君とまだ居たいとかではなく、ただ甘味の気分だった。それだけだ」
「……いいか?こんな事、本当に一度しか言わないからな。聞き逃すなよ? 俺は君が 。」
== ==
■大事な家族■
母:ミケ様(illust/97526133)
「母上程の美人なんて私はまだお目にかかったことがないくらいお可愛らしい。いや、モモも母上と並ぶ程美人ではあるのですが」
父:大口(illust/97393736)
「父上はその図体でよく母上を娶りましたね。ああ、惚気は結構。その話は五万と聞きました」
妹:モモ様(illust/98234710)
「おや、モモ?ふふっ、今度は誰の後を追って遊んでるんだ?私も一緒に遊んでいいかな?」
「モモ、美味しい洋菓子の店を見つけたんだ。今度一緒に行こう。私の奢りだから好きなだけお食べ」
== ==
□友人関係□
瓜生居待さん/瓜生七夕さん/小此鬼五十鈴さん/萌さん
ご紹介は此方にて…https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17599931
== ==
婚姻申請やご連絡について
□不備、不手際などございましたらご指摘頂けますと大変有難いです。
□ご連絡を頂戴しました際は『3日以内』にお返事致します。
□素敵なご縁がありました。ありがとうございます。
素材をお借りしました[illust/43661083]
※キャプション随時更新/修正※
華の由縁 様 (illust/96568934)
※5/21:お預かりしていたメッセージに返信致しました。不着の際はお手数ですがご連絡下さい。
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❀素敵なご縁を結んで頂きました(5/21)❀
愛しくて見惚れた、俺だけの桜:小此鬼 志桜 様(illust/98341565)
志桜さん。
彼女は親しくしてくれている友人の大切な妹さんだった。
出会った記念に髪を結ってくれると言うのでお願いすれば、懸命にそれを止めようとする一番上のお兄さんが印象的で。
お兄さんに「大丈夫ですよ」と声を掛ければ志桜さんはご機嫌な笑顔で近付いてきて髪を結い始める。
心地の好い手で懸命に私の狼と猫の間で扱いづらいだろう髪を懸命に結ってくれる姿は、なんだか健気で愛らしい。
「おや、これはこれは。志桜さんのご趣味はハイカラ寄りなんですねぇ」
そう思っている内に結い上がった髪の感想を述べれば志桜さんは可愛らしく満開の桜の様に笑う。
(ああ、こんなに愛らしく微笑むひとが居るのか…)
私の胸の中に、一輪の桜が咲いた気がした。
「おや、志桜さん?ああ、飾り作りの材料を買いに。荷物持ちにお供しましょうか?」
「こんにちは、志桜さん。此方、五十鈴さんと一緒に寄ったお店で買ってきた冷菓です。ええ、志桜さんがお好きかと思いまして」
以前はそんな風に簡単に声を掛けていたのに、最近、志桜さんのお顔を正面から見れない。
それどころか確実に私の受け答えは冷たくなっている。
それでも町で見かければ声を掛けてくれる志桜さんに申し訳なさと、若干の気恥しさが素直になる邪魔をする。
「…ああ、志桜さん。こんんちは。お買い物ですか?それはいい。では、私はこれで…」
「いえ、避けてませんよ。そんな…顔も見てなきゃ目も見てないなんて……わ、分かりました分かりました。…ほら、ね?ちゃんと貴女のお顔を見ているでしょう?」
「ち、違います!志桜さんが嫌いなのではなく俺がっ…その、少し今は貴女に顔を合わせづらいと言うか……いえだから嫌いじゃないのです寧ろ好っ……素敵な方だと、ええ」
「志桜さん、どうしまし え…好き…?志桜さんが私をですか?…あ~~…すみません俺としたことが…女性の貴女に先に言わせてしまうなんて…」
すっかり志桜さんへの恋心を自覚して、これ以上志桜さんに不快な思いをさせる前にどちらかに吹っ切れないとと思って居る頃だった。
いつものように朗らかに微笑む志桜さんは事も有ろうに正面切って私に「好き」だと告げた。
な、何がどうなっている?
友人としての好意かと思えば異性として慕っているとハッキリものを言う彼女を前に、不甲斐なさで自分を殴りたくなる。
けれど、お蔭で吹っ切れた。
「志桜さん、貴女が好きです。俺も、貴女の事をお慕いしています。先日までのはその…貴女を想うばかりに貴女と顔を合わせづらく…すみません。不甲斐ない男で。けれど貴女への愛は本物です。これだけは嘘偽りない俺の気持ちですよ」
「…ああ、その…俺は母に似て少し不器用と言うか…素直に甘えるのが下手で……その分志桜さんが甘やかしてくださると?ああ、そうしたら少しは貴女に素直になれるでしょうか?けれど志桜さん、俺も甘やかす方は得意なので其方もお忘れなく」
「志桜さん。千代に八千代に、貴女が咲き続ける限り俺も貴女の隣で生きます」
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名前:臣(オミ)
性別:男
年齢:28歳
身長:184cm(狼の姿:160cmの人間の太腿程の体高)
種族:送り狼×猫又の妖怪
好き:美味しい食事、耳新しい面白い話
苦手:好きな相手に素直に甘える事
人称:「私」「俺」/「君」/「さん付け」「呼び捨て」
■性格詳細
・送り狼の父と猫又の母を持つ妖怪。三毛柄の送り狼。母から譲ってもらったリボン付き。
・両親の影響もあって人の作ったご飯を頂くのが好き。
・普段は現代でいう食レポや送った相手から聞いた面白い話を書いて瓦版に売り日銭を稼いでいる。
・送り狼の習性で後ろをついて行ったり人を送ったりはするが、転んでも襲うことはない。
・母に似て人に甘えたがる一面があるが、本命相手にだけは上手く素直になれない様子。
・妹を大変可愛がっており、妹が送り狼の真似事をしていると一緒になって妹を見守っている時がある。
「さてと、今日は何処の店で食事にしようかな。新規開店のあの店か老舗のあの店か、悩むなぁ」
「恋だ愛だも綺麗で可愛いものだとは思うけどね。私にはちょっとくすぐった過ぎるかな」
(なんてのは建前だ。俺が触れて、君に名を呼ばれて、撫でられて…君にされたら、君に出来たらどんなに……)
「…良かったらそこの甘味屋にでも寄るか?別に…君とまだ居たいとかではなく、ただ甘味の気分だった。それだけだ」
「……いいか?こんな事、本当に一度しか言わないからな。聞き逃すなよ? 俺は君が 。」
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■大事な家族■
母:ミケ様(illust/97526133)
「母上程の美人なんて私はまだお目にかかったことがないくらいお可愛らしい。いや、モモも母上と並ぶ程美人ではあるのですが」
父:大口(illust/97393736)
「父上はその図体でよく母上を娶りましたね。ああ、惚気は結構。その話は五万と聞きました」
妹:モモ様(illust/98234710)
「おや、モモ?ふふっ、今度は誰の後を追って遊んでるんだ?私も一緒に遊んでいいかな?」
「モモ、美味しい洋菓子の店を見つけたんだ。今度一緒に行こう。私の奢りだから好きなだけお食べ」
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□友人関係□
瓜生居待さん/瓜生七夕さん/小此鬼五十鈴さん/萌さん
ご紹介は此方にて…https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17599931
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婚姻申請やご連絡について
□不備、不手際などございましたらご指摘頂けますと大変有難いです。
□ご連絡を頂戴しました際は『3日以内』にお返事致します。
□素敵なご縁がありました。ありがとうございます。
素材をお借りしました[illust/43661083]
※キャプション随時更新/修正※
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2022-05-01 00:48
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