カリタ

たいした技術もPC画のノウハウもないけど、
カービィへの愛情にかけては人並み以上。
pixiv内でカービィの誕生日を祝うと聞いて、
それを機に少しずつ絵を描こうと決意。

20ねんのたんじょうびおめでとう。

はじめてであったころにくらべて、ぼくはずっとおおきくなってしまったけど、きみはあいかわらずだな。

こどものころは、いろんなところでおおあばれして、だいかつやくするところがかっこよかったけど、いまじゃきみはそのままでもすてきだとおもうんだ。

なぜだろうね。

まるであかちゃんみたいに、たべて、あそんで、おひるねしているだけなのに、とってもまぶしくみえる。

それはきっと、きみがたたかってきたもののせいだ。

いつだってきみは、いやなものをおいはらってきた。

そのときにかならず、にじや、ゆめのかけらなんかをあつめている。

いうなれば「きれいなもの」

それをいっぱいあつめて、なかまたちにせなかをおされて、さいごにはわるいやつをやっつけてかえってくる。

きみはその「きれいなもの」をあつめるめいじんなんだ。

みんながだれだってもっているうつくしいこころ。

おいしいものや、たのしいことでうまれるあたたかなきもち。

それがたくさんこころのなかにあれば、どんなにわるいやつだってかなわない。

そりゃ、たまにくじけちゃうかもしれないけど。

でも、さいごはぜったいにまけることはないんだ。

それにきづいたとき、きみのことをますます、すきになったんだ。

きみとであって20ねんたって、ぼくはおとなになった。

まいにちがいそがしくっていそがしくってしょうがない。

だけどいつかは、またきみとあそびたいっておもうんだ。

いっしょに、ほしのかけらみたいにきらきらしたすごいものをさがしにいこう。

ふたりでてをつないで、うたをうたいながら。


 まるかいて

 おまめがふたつ おむすびひとつ

 あっというまに

 ほしのカービィ

 なんでもすいこむ

 ほしのカービィ!

【追記】

21周年目になったことも 気が付いたら忘れてしまっていた

だけどね 僕がいないあいだに

こんなにみてくれるひとがいるってことにすごくおどろいたんだ

たとえば 僕が個人的に 一方的に

お気に入りに入れているひとから自分の作品をブックマークされたとき

その喜びをどう表現すればいいかわからないくらいうれしかった

あるいは もう自分でもおぼえていないような作品に

★の評価やブックマークの情報がとびこんできたとき

ああ やっぱりカービィの絵を描いてよかった

とおもえるんだ

Works (16)