幾澁
脳性マヒというキャラを授けられ、養護学校高等部卒業後、進学を閉ざされて在宅となり、暫くは精神的にダウンしてしまったが、油絵を学び、夢中で描いているうちに創造する喜びを覚えられた事は大きな財産になる。その後、体力的な限界も感じ、水彩を中心に色んな画材を使って作品を制作していた時期もあったが、中途半端な超現実的絵画で、無理をして格好をつけていたように思う。その後、縁あってプロップ・ステーションのパソコン講座を受講し本格的に習い、仕事として納入出来たのは、コンセプトの大切さを学べ、面白い経験であった。何とか動く右手だけのマウス操作であるが、手書きなら到底不可能なことも画面上では綺麗に表現出来るのは痛快であり喜びでもある。長いブランクがあったが、再び、また、手描きも、ふくめて色々と創作していこうと思う。詩画集も出したいと密かに願っていたりする今日この頃でR。
ブログ IKUの楽描き捕物帖
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