MT-10

ソニアン社会主義共和国陸軍[SSRA]の中戦車。
世界戦争以前に開発された戦車。時期的にはMT系列の快速戦車と同時期のものである。MT-1やその他MT系快速戦車と同じく"MT"を称するものの本車そのものは快速ではない(そもそも快速戦車なのはMT-1系列の車両のみ)。車体はRB装甲戦闘車と同様の形式をとっているが装甲厚の増加や材質の変更によって防御力は向上している。また、前車で問題とされていたエンジン付近の防御策としてカバーが追加されており、火炎瓶の投擲などに対抗できるようにはなっている(ただし蓋の接着が甘い模様)。主砲はトラント帝国の5cm砲を参考にというよりもコピーしたものを採用した。質が悪かったため本家よりも威力面では劣化しているようである。機関銃は同軸(?)で7.62mm機関銃を搭載している。砲塔内に弾薬置き場を設けたために載せられなくなってしまい砲の側面に台座をつけて搭載しているようで外から見ると不思議な構造になっている。砲塔は手動旋回であるため非常に遅い。とにかく遅い。
世界戦争初期の時点でも運用自体はされていたようだが、車両性能の旧式化やそもそもの戦闘能力の低さからあまり活躍できる場所は無かった。また運用時も排気煙で自車の位置を把握されてしまい野砲の砲撃の的にされることもわりかし多かったのだとか。
名称　MT-10
所属　ソニアン社会主義共和国陸軍[SSRA]
塗装　緑
種別　中戦車
乗員　4名
主機　V型8気筒ガソリン
主機冷却　空冷
最高速度　42km/h
砲塔旋回速度　9.8°/s

主砲　5cm戦車砲[F-8S]　1基
弾種　徹甲弾(AP),徹甲榴弾(APHE),榴弾(HE)
最大貫通力　89mm(AP)
装填速度　6秒
装弾数　109発

機銃　7.62mm機関銃[リジン(li) li7]　2基
最大貫通力　9mm
弾種　徹甲弾(AP),徹甲弾(AP),曳光弾(T),焼夷弾(I)
装弾数　90発* 10セット