こりないやつら

アラタ「エヘヘヘ　そんなにほめごろしにしないでくれよ　てれちゃうなぁ　もう」

美都「それなら本当にやってあげましょうか！？テスト中に居眠りして妙な夢みていいご身分ね　君は！！ズシュッ！！『美都残悔拳』！！この指を抜いたら五秒後に死ぬわよ・・」

アラタ「アヒェー！！そんなぁー　死にたくねえ～！！」

のび太じゃないんだからねぇ（笑）

もちろんアラタくんがこの程度で死ぬはずがなく　この後猿田先生の特別補習をみっちりと受けました　

そして夜・・

ヒカル「何だよ僕は勉強してたんだぞ」

サクヤ「いいから　いいから」

ハルキ「俺もレポートが」

ユノ「後でいいでしょ？つれてきたわよー　あれ？アラタはまだ来てないの？」

アラタ「お待たせー　カイト探すのに苦労したよ　山奥にいるんだもん　しかし人形を作るなんて案外かわいい趣味してんだな」

カイト「くっそー見つかったか　これでご利厄がなくなった」

ヒカル「これは・・どっちがバカなんだろうか？」

サクヤ「どっちもー」

アラタ「さて　みんなに集まってもらったのはさ　俺も今回こめかみに強い衝撃を受けて気づいたんだ　俺はこんなにたくさんの人たちに助けてもらってるんだって　だからお礼をしたかったんだ」

ヒカル「そんなことを言うためにか！？」

ハルキ「だったらわざわざ呼ばなくても・・」

カイト「何で僕まで？」

アラタ「カイトもよく戦ったからさ　健闘をたたえようと思って　後大事なことが・・」

店主「すまんかったの実はあの本コピーがたくさんあるの忘れておったのでな　五千じゃなくて五十クレジットだったのじゃよ」

ヒカル「じゃあ　おつりは！？」

店主「それがのぉ　ついカジノですってしもうて　いやあロシウスのかわいい娘に・・・」

ヒカル「またこのパターンか・・」

アラタ「その代わり店主さんが出来ることなら何でも協力してくれるそうだから　俺からみんなにごちそうしようって思ったんだ　今日は遠慮なく食べてくれよ」

ヒカル「こ、こんなにか・・！？」

ハルキ「食べきれないぞ」

カイト「僕はもう食べたんだ　入るわけないだろ」

アラタ「大丈夫甘いものは別腹って言うだろ？もっと用意してるんだから　たくさん食べてくれよな！」

カイト「モガー！！」

ヒカル「悪夢だ・・」

サクヤ「僕たちも食べようよ」

ユノ「わーい！」

店主「ほっほっほ　美しい友情じゃわい」

綾部「若旦那様　合格のお祝いのいちご大福ですぞ」

ゲンドウ「な、何でこんなにたくさん！？」