【群像世界】シグラム帝国【第3期】

「黒い穴？大丈夫よ、怖くないわ。帝国にはお薬があるもの。ほら、唇を開いて。……大丈夫よ、お薬があるもの」

父：シグラム=ラーペ【illust/40032733】
母："絶唱"グロリア【illust/40048322】
兄："修羅"クレド【illust/40767325】
「あにさまの選んでくれたものは、いつだって素敵よ。ふふ、ありがとう。……ええとじゃあ、お礼にこれと、これと、それから……」

■シグラム帝国（140）/シグラム=ツヴァイグスディ
国土の半分以上を樹海に覆われた森林国家、近年は海の方へとじわじわ森が広がっているようだ。
唯一とも言える海へ接地した領土にはソムニウムの孤島へ向かう橋がある。
主な交易品はアイスワインを中心とする果実酒と、小国ならば国ごと買える程度の価格を誇る希少万能薬草及び比較的安価な万能薬。
希少万能薬草は何の副作用も無いが天文学的価格、万能薬は安価だが長期や多量の摂取で精神系バステ（幻覚・幻聴等）が得られる。
裕福すぎて娯楽が見出せない人が精神影響による高揚感を求めて万能薬を買う場合、値段が通常の倍以上となる。

象徴は常時膝立ちか蝶の翅によって浮遊する少女。膝立ちでも十分常人の立ち姿程度の身長がある。
兄に様々な贈り物をするのが趣味。母を愛する余り殆ど孤島の住人化している父を介して届けることも。
敵対国には国民を薬漬けにしてから攻め込む派＆お金はあるところからガンガン巻き上げる派。
基本的にはのんびり温厚、困っている人は助けたいし可愛らしいものを愛しています。

■素敵なご縁がありました。
文芸の国スピルトゥリー/キアン・スピルトゥリーさん【illust/40776810】（併合させて頂きます）
「あなたも、お薬がほしいの？大丈夫よ、痛みはきっと、お薬が……あら、違うの？」
「優しくて、不器用な、あなた。あなたの名前を刻むこの橋が、きっと、あなたの望む平和への第一歩だわ」

■国交及び交流のご縁
青き孤島ルサ・マデロ/シャルローラ・ペリツェさん【illust/40743416】貿易、及び海に囲まれた島の開発について話し合う相手。
「アルシュパーカって、とても、モフモフ　しているのね。同じ移動手段なのに翅とは……。あ、今日のお酒は……」
「水に囲まれた島に多くを置いても沈まない？ひっくり返らない？　……そう、不思議ね。とても不思議よ……」

強欲の女神の座上・アヴィデーアチッタ/モルガーナ・カテナさん【illust/40784229】裏での薬、及び果実酒貿易のお相手。
（帝国国民がその身分を秘し、精神影響が大きく薬効の低いツキの薬に"アスタ"と別名をつけて高値で売っています）
「今日のご要望は、一体どんなお酒かしら？……世界が、楽しくなるお薬なら、もうあなたのお膝元にあるわ？」

巧通大国ミルパサージュ/アルマン・ミルパサージュさん【illust/41040621】食料と交換で橋の工事を依頼。
「貴方にお願いすれば父のかけた橋のように、私にも素敵なものができるって、信じているわ」
「美味しくてお勧めのお酒があるの。それからね、飲んでばかりじゃなくて食べられるこっちも……」

■企画元：百万星座の群像世界【illust/39011898】

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不器用な錯誤と、繰り返される試行。楽園へ到る道を探して。
オルラ・スピルトゥリー【illust/41331240】
シグラム=イストリヤ【illust/41326819】