短時間挑戦 311

 さて、今晩は飛行機。
 第二次世界大戦中のイギリスの会社の製作で御座います。
 ご覧の通り鈍重な姿では御座いますが、当然の様に積載可能量が多いわけで御座います。
 お仕事は爆撃。
 ですが、それ以前は何と旅客機で御座いました。
 どうやら、事は急を要した様で、試作品無しでいきなり採用されたという逸品。
 まあ、この当時イギリスは空防能力が弱かったそうですから致し方も御座いませんか。
 ですが、やはり完成された旅客機を元にしているだけの事はあり、安定感はあったようです。
 ですので、お仕事は爆撃以外にも哨戒任務など多岐にわたったそうです。
 マークワンからマークファイブまで進化を遂げていったそうですが、最終のファイブはフォーよりも性能が劣ってしまったためにその使用年数はかなり短かったそうです。
 見学者さんはお雛様。
 この飛行機の厄を吸い取って差し上げたのか、それともこれから起こす悲劇を悼んで居られるのか、その背は何も語りません。

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2009-05-02 19:55

 ポテトサラダ


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