【HD阪急39】阪急最後の17m車【800系】
京阪神急行電鉄→阪急電鉄800系:
1949年より建造された800系と、1950年より建造された805系に大別される。
新造コスト削減のため、名目上は京阪線などからもかき集めた旧型車輌の更新改造ということになっているが、
実態は完全新造であり、920系(illust/47541194)の最終グループと位置づけられている。
もっとも、本系列群ではリベットのない溶接車体に切妻形の連結面など、細部が920系と異なっているため
別形式の700系とされていたが、京阪分離後に京都線の700系(illust/47576307)との番号重複を避けるため800系と改められた。
電動車が800形、付随車が850形で固定編成を組む。
このうち800F~804Fの5編成は半鋼製車体であったが、翌年に登場した805F・806Fは全鋼製車体の非貫通前面となるなど
設計変更が多岐にわたっているため、俗に805系と称されるが性能的には同一である。
なお、このうちの802F・803Fは京都線への直通特急に使用されることから当初の計画を変更して複電圧仕様車とされている。
その後の量産は大型の810系(illust/48393269)へと移行したため、本系列は阪急で最後に建造された17m級車輌となった。
1965年ごろからは半鋼製車5編成も全鋼製車体に改造され、昇圧後も長らく走り続けたのだが、
この間にもアルミサッシ化やヘッドライトのシールドビーム化、テールライトの埋め込みや
ブレーキのHSC化などといった更新改造が実施されていった。
これら800系は、時には中間に900形(illust/47533899)・920系を挟んで最大7連で運用されていたが、
高性能電車の導入が進むと編成短縮のうえで支線区へと転用。
晩年は3両編成で甲陽線の運用についたが、1982年に全車引退となった。
現在は804号の運転台部分のみカットされ、正雀工場で保管されている。
1949年より建造された800系と、1950年より建造された805系に大別される。
新造コスト削減のため、名目上は京阪線などからもかき集めた旧型車輌の更新改造ということになっているが、
実態は完全新造であり、920系(illust/47541194)の最終グループと位置づけられている。
もっとも、本系列群ではリベットのない溶接車体に切妻形の連結面など、細部が920系と異なっているため
別形式の700系とされていたが、京阪分離後に京都線の700系(illust/47576307)との番号重複を避けるため800系と改められた。
電動車が800形、付随車が850形で固定編成を組む。
このうち800F~804Fの5編成は半鋼製車体であったが、翌年に登場した805F・806Fは全鋼製車体の非貫通前面となるなど
設計変更が多岐にわたっているため、俗に805系と称されるが性能的には同一である。
なお、このうちの802F・803Fは京都線への直通特急に使用されることから当初の計画を変更して複電圧仕様車とされている。
その後の量産は大型の810系(illust/48393269)へと移行したため、本系列は阪急で最後に建造された17m級車輌となった。
1965年ごろからは半鋼製車5編成も全鋼製車体に改造され、昇圧後も長らく走り続けたのだが、
この間にもアルミサッシ化やヘッドライトのシールドビーム化、テールライトの埋め込みや
ブレーキのHSC化などといった更新改造が実施されていった。
これら800系は、時には中間に900形(illust/47533899)・920系を挟んで最大7連で運用されていたが、
高性能電車の導入が進むと編成短縮のうえで支線区へと転用。
晩年は3両編成で甲陽線の運用についたが、1982年に全車引退となった。
現在は804号の運転台部分のみカットされ、正雀工場で保管されている。
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2015-03-10 23:22
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