短時間挑戦 2524

　＊さて、本日の短時間挑戦からお車で御座います。
　御覧の通りレーシングカーの中でも最近の形状を持つ一台。
　それ故にかなり特異なバランスで、更に影で完全に潰れた部品等もありかなり骨を折る事に。
　結局とそうなども加えお時間は41分等という結果に。

　＊本日のお車はPraga Cars社のR1Rで御座います。
　2.0リッター4気筒ターボエンジンを搭載。
　最高出力400psとなっております。

　＊1907年創業の自動車メーカーの名称を復刻する形で06年から活動する会社で、レーシングカーとして販売して居たR1ターボの公道版として開発された物となっております。
　炭素繊維製の骨組みを持つコクピットを中心としたシャシーにルノー社製のエンジンを搭載。
　Hewland社製の変速機を搭載したR1ターボに公道を走行するための保安部品を取り付けただけというかなり拘りを持った一台。

　重量はわずか680キログラムで400psもの馬力を持ちますから2.0リッターのターボといえど相当な速度と加速率を誇る事になります。
　ライトウェイトスポーツクーペという位置づけなのだそうですが、技術的な意味合いでスーパーカーと呼べる代物で御座いますね。

　ちなみに、年間15から20台の生産を計画しておりますが、お値段は元となったレーシングカーの1500万円よりも高くなってしまうそうです。
　まあ、保安部品の容易に、それ専用のリミッターなども御座いますから致し方もないのかも知れませんね。

　外見的には完全にレーシングカーですし、車高も地面すれすれ。
　頑張って上げて何センチになるか。
　完全に平地専用の、正に高級な娯楽マシンとして扱う程度が限界でしょうか。
　まあ、日本と違って平地が多い国も多々御座いますし、其処であれば普通のお車の様に運用できるのかも知れませんね。
　ちなみに、とてつもなく窮屈そうな操縦席ですが、これでも何と二人乗りで御座います。
　一人でも結構ギュウギュウ詰めですので、二人乗るともう･･･。

　＊本日の搭乗者さんは爽やかな青一色に染め上げられたスパルタン、攻撃的な拘りを持った一台で御座いますので寺子屋の先生さんで御座います。
　強い拘り、信念を持って教育に当たる先生さん。
　とは申せ、中々生徒全員がこの信念を理解してくれないのも悩みの種。

　こんな先生ですので、当然レースごっこに興味を痛いテイル暇は殆ど御座いません。
　一応子供型妖怪さん達などと話を合わせたり、知識程度で知っていればよいと言った具合。

　唯、現在は大派閥もなりを潜めざるを得ない状況なので何方であっても楽しく参加出来る状態となっております。
　其処でカッパさんから強い勧めもあり、経験として参加をしてみる事に。
　その際お勧めされたのがこちらの一台。
　軽量タイプのレーシングカーに単なる保安部品を取り付けただけというとんでもない代物。

　元々の運動神経がよいので其れであっても安心して使いこなしてくれるであろうというカッパさんの目から見ての物でした。

　火の鳥さんをお隣に乗せて、と行きたかったのですが、いかんせん二人乗れるというだけであって居住性は最悪になってしまうのでお一人で参戦。
　中規模レースごっこであった事や大派閥が参戦を見送っていた事もあって見事に表彰台へ登る事出来たようです。