重巡洋艦　ノーザンルイス級

カタリナ社ハイドラ局の主力重巡洋艦。

ほぼ同時期に【illust/45679059】ＵＳＡ局のセーラム級。
【illust/55896405】日本局の妙見型が発表され、この３隻は何かと比較されることが多い。

ノーザンルイス級は、軽巡洋艦とは各上の強力な砲火力と防御力を持つ主力戦闘艦。戦艦よりお値段安く運用できる期待の重巡洋艦として発表された。

しかし、ＵＳＡ局のセーラム級は、砲火力や防御力も重視しつつ、準ステルス技術を導入して、レーダーに映りにくい、駆逐艦と同じ隠ぺい性能を持つ新しい多目的型戦闘艦を発表。

日本局の妙見型は全長６５０ｍの護衛戦艦並みの大型重巡で圧倒的な砲火力と防御力、快速性能を持つ高価だが、強力な重巡を発表した。

これに対してノーザンルイス級は、上記のアメリカ、日本の重巡に対して砲火力や防御力で劣り、軽巡を圧倒的できるが、重巡には性能で対抗できない重巡となってしまった。

ただでさえ、中途半端な性能が問題視されている重巡で、強力な各上重巡に対抗できない重巡の運命は過酷だった。

ズリカラ湾沖海戦においてオランダ局に売却されたノーザンルイス級の一隻、「デ・メイラス」は日本局の妙見型、妙高型重巡の放った高性能粒子魚雷を二発喰らって爆沈。
米西カルデン銀河戦争時には、スペイン局に売却された一隻、「ドス・エルマーナス」はＵＳＡ局のセラーム級重巡に待ち伏せされ、艦砲射撃の一斉射撃が直撃し、轟沈。

ノーザンルイス級は日本、アメリカ局の重巡には対抗できないとの烙印を押された。

しかし、この日本とアメリカ局はカタリナ社グループの中でもちょっと頭のおかしい宇宙艦隊力において ツートップであり、他の多くのカタリナ社グループの重巡と比較してもそんなに性能は悪くなく。

【illust/53504519】フリーダムス局の大型軽巡洋艦スタームランド級との砲撃戦闘。
ＲＴ２２３星雲海戦の遭遇戦時には、砲火力で圧倒するなどの戦果もある。

安価でそこそこの性能の重巡といった立ち位置で、日本やアメリカ局の高性能重巡には対抗できないが、それ以外のほとんどの重巡や大型軽巡には十分対抗できるといった感じ。