ステルス要塞艦　神州型

カタリナ社製の要塞艦。

要塞艦【http://www.pixiv.net/search.php?s_mode=s_tag_full&word=【要塞艦】】とは、宇宙戦艦よりワンランク上のカテゴリーに位置する超大型戦闘艦艇を一般的には指す。
宇宙要塞より機動性にあふれ、なおかつ隠ぺい性を重視し、宇宙艦隊の指揮指令艦として機能し、宇宙戦艦よりはるかに強大な火力と装甲、電子戦設備を有する強力な兵器である。

カタリナ社は、１０ｋｍに規格された要塞艦を設定し、機関や内装、電子設備や装甲の共通化を図り、なおかつ容易に整備、維持管理しやすいように設計したトリアングル級を開発【http://www.pixiv.net/search.php?s_mode=s_tag_full&word=【トリアングル級】】膨大な数が建造され、広まったが、しかし、数千年の間にさすがに老朽化、旧式化が進み、その多くが宇宙各地のカタリナ社の子会社、友好的な勢力に譲渡、もとい押し付けられカタリナ社ではほとんどが廃艦、中古艦として売り払われた。
カタロス宙域では、さまざまなトリアングル級のお古の寄せ集めが集まっており、塗装もばらばらでひどい艦になると船体はスクラップにされて機関部だけ抜き取られ魔改造を受けた艦もあった。
そんなトリアングル級の後継艦として、デルタ級が完全新規設計の１０ｋｍ級の規格艦として新規で大量建造されたのがデルタ級【illust/46183544】である。
基本的なスタイルや構成はほとんど一緒で、艦内の大幅な省エネ化や建造コストの据え置き、機関部の更新が図られ、艦橋や外部に露出していたレーダーやセンサー、居住施設を内装式に変更された極めてシンプルな設計になっている。

デルタ級はいくつかサブタイプが存在しており、デルタⅡ級【illust/60647353】は機関の小型化と大型艦艇の発着艦ができる大型甲板を備えていた。

大日本宇宙帝國陸軍は、デルタ級をベースにした強襲揚陸能力に特化した神州型を開発。

要塞攻略、拠点攻略作戦を想定した要塞艦だったが、実際に多用されたのは、災害派遣や補給、民間大型宇宙都市船への支援などで、揚陸艇や病院施設、補給能力などが特化した本級は攻撃以外にも運用に適していた。

このあたりの経緯は【illust/45154269】高速魔導要塞艦　タナトゥースとよく似ている。

しかし、高い攻撃能力を有しているのも事実で、近隣の諸外国は警戒していた。