【オリゲタ敵キャラ】ニオン＝ヴォルテクス【ネタバレ注意】

小説序盤にあたる【日本編】のラスボスであり第12恐竜中隊長。19歳。爬虫人類の男性としては珍しく銀髪で中性的な顔立ちである。
爬虫人類の中でも特殊な超能力やゲッター線の耐性を生まれながらに持つ地竜族（レィティヴ）の若き指導者。
敗戦続きで降任された前中隊長のラドラの後釜として任命された。

地竜族はその異能さから、同族である爬虫人類から差別、迫害を受けており問答無用で最下級である下民に落とされ、光の当たる暮らしすら許されなかった苛酷な環境下の生活を強いられており多くの同胞が死んでいった。ニオンはその現実を目の当たりにして生きてきたためゴール含めた他の爬虫人類に対して強い憎悪の念を抱いている。
しかし彼自身の有能さに目をつけたゴールが地竜族の解放を条件に、第12恐竜中隊の指揮官に任命し、彼自身も渋々ながら承諾する。
苛酷な環境下で生き抜いてきたためか非常に我慢強く甘えることなく育ってきたせいかいつも眼をギラつかせ近寄り難い雰囲気を出している。基本的に地竜族以外の人間を信用していないが後述する、レーヴェにだけは心を開いている。

任命された後は北海道、大雪山地下に存在する第12恐竜中隊基地に赴くがやはりそこでも自分が地竜族ということで周りから陰湿かつ過激なイジメ、嫌がらせを受け続けるなか、基地に所属する女性衛生兵『レーヴェ＝イークァ』と知り合い、恋仲、肉体関係を持つが・・・。

日本編最後の戦いである『大雪山戦役』にてゲッターチーム率いる自衛隊、米軍の混成大部隊を迎え撃ち、中隊の最終兵器であるブロント級地上攻撃戦艦『ダイ』を起動させ竜斗達を圧倒、窮地に追い込んだ。