巡洋戦艦　ヨルトーク級

ステルラ宇宙統合軍の主力巡洋戦艦。

全長１２００ｍ級の大型戦艦だが装甲および火力は１０００ｍ級戦艦並み、代わりに速力、航続距離性能に優れ、長期間の航海にも対応した居住設備を備えている。

主目的は、商船狩や輸送船団狩り、敵の補給ルートや輸送船団には哨戒や護衛に重巡や巡洋戦艦、護衛戦艦といった艦種が存在することが多く、本級はそれらの敵主力艦を撃滅することが主目的となっていた。

そのために、両舷に高性能探知レーダーサンサーユニットを装備し、敵艦の動きを先に探知し、快速性能で先制攻撃し、これを叩くもしくは逃走することを可能としていた。

敵は神出鬼没で、常にこちらの動きを先読みして高速で移動する本級に対して、探知、索敵性能を逆手に取ってより高性能な電子機器を搭載したイージス艦を配備して、迎撃したり、ステルス性能に優れたステルス艦で待ち伏せし、迎え撃つなどの対抗策を講じた。
また装甲や火力はこの船体サイズのわりには貧弱で、相手に１４００ｍ級の超弩級戦艦がいると、砲撃戦闘を避けて逃げることもあり、性能自体は悪くなかったが、自分より格上の戦艦相手には戦闘能力は不足していた。
ステルラ宇宙統合軍は本来ならより高価で強力な１４００ｍ級の大型高速戦艦を欲求していたが、建造維持コストがとんでもないことになるので、本級で我慢しているとの情報もある。