【HD国電_新11】直流急行電車の代名詞【165系】
日本国有鉄道→東日本旅客鉄道・東海旅客鉄道・西日本旅客鉄道165系:
1963年登場。日本初の新性能直流急行型電車である153系の車体を基本に、出力増強・勾配対応・耐寒構造とした車両。
まず初めに信越・上越線系統の急行に登場し、その後153系の後継車種として大量に製造された。
元来は平坦線区用の163系、勾配線区用の165系として並行開発されていたものだったが、
運転取り扱い・保守の面と将来の転配の便を考慮して一本化されることになり、事実上153系の後継車種となった。
登場から長らく湘南色で活躍したが、民営化直前から地域色へ塗り替えられた車輛が登場し、
JR化後はおもにJR東日本を中心に様々な装いを身にまとうこととなった。
イラスト3段目から上沼垂電車区(現・新潟車両センター)の「赤倉色」、同じ上沼垂区の「新ムーンライトえちご色」、
そして最下段は新前橋電車区(現・高崎車両センター)の「モントレー色」である。
さて、モントレー色の編成だけクモハ165形(クモハ165-88号)を描いているが、これは信越本線の碓氷峠を通過する際の保安上の観点から、
山麓側に電動車を集中させるため、編成全体を本来とは逆向きに入線させていることによる。
つまり東海道線基準で考えれば、通常は上4段のようにクハが下り向きとなるのだが、
横軽対応編成は編成全体が逆向きのためクモハが下り向きとなるのである。
JR東日本・JR東海・JR西日本の3社に継承されたが、JR東海では2001年に、JR西日本では2002年に全廃。
最後まで165系を運用していたのはJR東日本で、終焉の地は165系とは切っても切れぬ縁の新潟であった。
2003年の最終運転をもって、165系は姿を消した。
越後の地でデビューを飾った急行国電は、越後の地に散ったのである。
1963年登場。日本初の新性能直流急行型電車である153系の車体を基本に、出力増強・勾配対応・耐寒構造とした車両。
まず初めに信越・上越線系統の急行に登場し、その後153系の後継車種として大量に製造された。
元来は平坦線区用の163系、勾配線区用の165系として並行開発されていたものだったが、
運転取り扱い・保守の面と将来の転配の便を考慮して一本化されることになり、事実上153系の後継車種となった。
登場から長らく湘南色で活躍したが、民営化直前から地域色へ塗り替えられた車輛が登場し、
JR化後はおもにJR東日本を中心に様々な装いを身にまとうこととなった。
イラスト3段目から上沼垂電車区(現・新潟車両センター)の「赤倉色」、同じ上沼垂区の「新ムーンライトえちご色」、
そして最下段は新前橋電車区(現・高崎車両センター)の「モントレー色」である。
さて、モントレー色の編成だけクモハ165形(クモハ165-88号)を描いているが、これは信越本線の碓氷峠を通過する際の保安上の観点から、
山麓側に電動車を集中させるため、編成全体を本来とは逆向きに入線させていることによる。
つまり東海道線基準で考えれば、通常は上4段のようにクハが下り向きとなるのだが、
横軽対応編成は編成全体が逆向きのためクモハが下り向きとなるのである。
JR東日本・JR東海・JR西日本の3社に継承されたが、JR東海では2001年に、JR西日本では2002年に全廃。
最後まで165系を運用していたのはJR東日本で、終焉の地は165系とは切っても切れぬ縁の新潟であった。
2003年の最終運転をもって、165系は姿を消した。
越後の地でデビューを飾った急行国電は、越後の地に散ったのである。
鉄道
railway
電車
train
HD鉄道シリーズ
eichidexi-tetsudoushiri-zu
HD鉄道シリーズ【新形国電篇】
国鉄
kokutetsu
JR東日本
jeia-ruhigashinihonn
JR東海
Central Japan Railway
JR西日本
jeia-runishinihonn
165系
hyakurokujuugokei
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2017-10-02 20:02
Comments (6)
おっ、急行「佐渡」と「よねやま」がある
PS:秩父鉄道3000系、しなの鉄道169系も期待してます。
小6の頃修学旅行でお世話になったのがモントレー(下のイラスト)と湘南色(上のイラスト)が連結された165系でした。
View Repliesナイスホリデーでお世話になりました。懐かしい。165ということは、この後167や169も来るのでしょうか?
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