【ハナムケ】藍染綴【2期】
朽ちゆく世界にハナムケを【illust/67637283】
二家系目も二期にお邪魔いたします。よろしくお願いいたします!
「ただの人ではなくなったけど、完全な怪物とも言い難い。中途半端なんです、私。
……私は一体、何処に至りたいのかしら。今はもう、そんなことすら分からないの」
■藍染綴(アイゾメノツヅリ)
*ヤクタチ屋として名乗る名前で、呼び名は"ツヅリ"。
本当の名前は千切(チギリ)だが、今は名乗ることもほとんど無い。
■16歳/♀/152cm+α(不定形) 一人称:私 二人称:君
口数は少ないが親しい相手に対しては割と口が悪い
■ポイント:70pt(30pt+30pt+10pt=70pt)
■所属国:シータ=レイア
"うたかたの怪物"と呼ばれる大厄を宿したヤクタチ屋の娘。
正式な儀式ではなくイレギュラーな形で大厄との契約に至ったため、まだ一人前とは言い難い未熟者。
仕事で名乗る名も自分で勝手につけたもので、慕っていた父の名と対になる色――両親が出会った海の色を名乗っている。
◇家族
父:紅染蔓(千白)さん【illust/69003669】(赤:フェール・イール)
母:マナ【illust/69077857】(青:シータ=レイア)(30pt)
「心配しなくても、私は元気にやってるよ。…そうそう。"お父さんと同じように"しっかり働いてます。なら良いって…自分から振ったくせに、軽いね。まあ、下手に気にされるよりはマシだから、別に良いけど」
(お父さんが居なくなること、お母さんだって本当は寂しかったはずなのに。…ずっと、怖がってたくせに。…私達の前ではそうやって受け入れたって顔で笑えるのは、どうしてなのかな。…お父さんになら、分かるのかな)
きょうだい:真鏡(愛白)さん【illust/69794519】
「…マコトと私は、家族なのに生まれた時から全部違ったよね。性質も性格も、…怪物か、人間かも。今は同じになったけど、君はそれをどう思うのかな。…ざまあ見ろって思う? 少しは憐れんでくれる? …私の方が大きくなっても、君のことは何も分からないまま。…ごめんね、愛白」
(お父さんがいなくなったとき、『愛白は』どう思った? 『マコトが』言ったあの日の言葉は、どこまでが本当なの? …これもやっぱり、私には分からないや。いつか、君の口から本音が聞けると良いんだけど)
◇素敵なご縁を頂きました!*8/19
青の国 シータ=レイア バハルさん【illust/70201718】
「君に恨みはないけど、仕事だから。その黒い水、なんなの? 水も草木も腐らせてしまうなんて、危ないじゃない。…私は君を――怪物を退治しにきたの」
「私、仕事だって言ってるでしょ。君の事を狩りに来た、ヤクタチの……ねえ、聞いてる? というか、質問に質問で返さないでよ。…覚えてないって、何。君、自分が何者か分かってないの?」
暗く深い水の底、その孤独を知っている人。自分が何なのか、知りたいと思っている人。
…私と同じものを持っているのだと知って、止せばいいのに、興味を持ってしまった。
「…いいわ、今回は見逃してあげる。君と、もう少し話してみたいから。…別に絆されたわけじゃないわ。退治せずに済むならその方が合理的というだけ」
後になって思い返すと、この話は母から飽きるほど聞かされた両親の出会いとよく似ている。
もっとも、真逆の存在だった両親と違って私とバハルは性質がとても近い。
自分の姿が曖昧で、何者なのか掴みかねている――言ってしまえば、同類のようなもの。
知らないことを知るため、忘れたものを取り戻すため。
二人で巡る旅は、楽しかった。交わす言葉は、暖かかった。
「……この気持ちが"私の"恋でなければ、一体誰のものだというの。今の私は怪物でも人間でもないけれど、これは千切としての私が見つけたたった一つの本物。バハルが教えてくれた、私だけのものだわ」
似て非なる出会いではあるけれど、結末は同じ。
これは確かに、運命の出会いだったのだ。
■種族
うたかたの怪物【illust/69077857】
ヤクタチ屋【illust/69003669】
■スキル
【大厄:泡沫】
宿す大厄は"うたかたの怪物"。たった一度だけ許された恋に破れ、その身を怪物に変えた深海の泡。
儀式を行い宿したものではなく、父を亡くしたツヅリと恋を失った大厄の悲しみが惹かれあい同調したことで宿してしまったもの。
"怪物と成った後の泡沫"を宿しているので、身体能力は向上し水中では無類の強さを誇る。
本人的には全然嬉しくないが、仕事の時は大人しくその力を行使している。
【夢のつづき】
恋に焦がれ、愛を得た怪物が見た泡沫の夢の続き。
魔女に与えられた逃げ道へと至ることなく、人の身を得た怪物の物語。
ツヅリは"夢を叶えてもらった少女"の夢を受け継いだ娘だが、その果てが美しいものだったのかは今も分からずにいる。
【夢路の恋患い】
恋を知り、愛に至れた怪物だけが人の身を得られる――その魔法を捨て、痛みを忘れ全てを失い大厄と成った泡沫が持っていた感情。
大厄として宿している"恋に破れた怪物"がかつて持っていた苦い記憶を断片的に受け継いでいる。
その痛みは母から譲り受けた黄金のナイフで断てば切り離せるものであり、苦しむくらいならすべて捨てたいと考えることも少なくないが、未だ決断はできていない。
恋という感情は毒そのもの。けれど怪物たちにとっては、痛みを伴おうとも夢見ることをやめられないもの。
何故かと言えば、それこそが――それだけが、怪物が人になる為に必要なものだから。
■何かありましたらお気軽にお問い合わせください。
よろしくお願いいたします!
二家系目も二期にお邪魔いたします。よろしくお願いいたします!
「ただの人ではなくなったけど、完全な怪物とも言い難い。中途半端なんです、私。
……私は一体、何処に至りたいのかしら。今はもう、そんなことすら分からないの」
■藍染綴(アイゾメノツヅリ)
*ヤクタチ屋として名乗る名前で、呼び名は"ツヅリ"。
本当の名前は千切(チギリ)だが、今は名乗ることもほとんど無い。
■16歳/♀/152cm+α(不定形) 一人称:私 二人称:君
口数は少ないが親しい相手に対しては割と口が悪い
■ポイント:70pt(30pt+30pt+10pt=70pt)
■所属国:シータ=レイア
"うたかたの怪物"と呼ばれる大厄を宿したヤクタチ屋の娘。
正式な儀式ではなくイレギュラーな形で大厄との契約に至ったため、まだ一人前とは言い難い未熟者。
仕事で名乗る名も自分で勝手につけたもので、慕っていた父の名と対になる色――両親が出会った海の色を名乗っている。
◇家族
父:紅染蔓(千白)さん【illust/69003669】(赤:フェール・イール)
母:マナ【illust/69077857】(青:シータ=レイア)(30pt)
「心配しなくても、私は元気にやってるよ。…そうそう。"お父さんと同じように"しっかり働いてます。なら良いって…自分から振ったくせに、軽いね。まあ、下手に気にされるよりはマシだから、別に良いけど」
(お父さんが居なくなること、お母さんだって本当は寂しかったはずなのに。…ずっと、怖がってたくせに。…私達の前ではそうやって受け入れたって顔で笑えるのは、どうしてなのかな。…お父さんになら、分かるのかな)
きょうだい:真鏡(愛白)さん【illust/69794519】
「…マコトと私は、家族なのに生まれた時から全部違ったよね。性質も性格も、…怪物か、人間かも。今は同じになったけど、君はそれをどう思うのかな。…ざまあ見ろって思う? 少しは憐れんでくれる? …私の方が大きくなっても、君のことは何も分からないまま。…ごめんね、愛白」
(お父さんがいなくなったとき、『愛白は』どう思った? 『マコトが』言ったあの日の言葉は、どこまでが本当なの? …これもやっぱり、私には分からないや。いつか、君の口から本音が聞けると良いんだけど)
◇素敵なご縁を頂きました!*8/19
青の国 シータ=レイア バハルさん【illust/70201718】
「君に恨みはないけど、仕事だから。その黒い水、なんなの? 水も草木も腐らせてしまうなんて、危ないじゃない。…私は君を――怪物を退治しにきたの」
「私、仕事だって言ってるでしょ。君の事を狩りに来た、ヤクタチの……ねえ、聞いてる? というか、質問に質問で返さないでよ。…覚えてないって、何。君、自分が何者か分かってないの?」
暗く深い水の底、その孤独を知っている人。自分が何なのか、知りたいと思っている人。
…私と同じものを持っているのだと知って、止せばいいのに、興味を持ってしまった。
「…いいわ、今回は見逃してあげる。君と、もう少し話してみたいから。…別に絆されたわけじゃないわ。退治せずに済むならその方が合理的というだけ」
後になって思い返すと、この話は母から飽きるほど聞かされた両親の出会いとよく似ている。
もっとも、真逆の存在だった両親と違って私とバハルは性質がとても近い。
自分の姿が曖昧で、何者なのか掴みかねている――言ってしまえば、同類のようなもの。
知らないことを知るため、忘れたものを取り戻すため。
二人で巡る旅は、楽しかった。交わす言葉は、暖かかった。
「……この気持ちが"私の"恋でなければ、一体誰のものだというの。今の私は怪物でも人間でもないけれど、これは千切としての私が見つけたたった一つの本物。バハルが教えてくれた、私だけのものだわ」
似て非なる出会いではあるけれど、結末は同じ。
これは確かに、運命の出会いだったのだ。
■種族
うたかたの怪物【illust/69077857】
ヤクタチ屋【illust/69003669】
■スキル
【大厄:泡沫】
宿す大厄は"うたかたの怪物"。たった一度だけ許された恋に破れ、その身を怪物に変えた深海の泡。
儀式を行い宿したものではなく、父を亡くしたツヅリと恋を失った大厄の悲しみが惹かれあい同調したことで宿してしまったもの。
"怪物と成った後の泡沫"を宿しているので、身体能力は向上し水中では無類の強さを誇る。
本人的には全然嬉しくないが、仕事の時は大人しくその力を行使している。
【夢のつづき】
恋に焦がれ、愛を得た怪物が見た泡沫の夢の続き。
魔女に与えられた逃げ道へと至ることなく、人の身を得た怪物の物語。
ツヅリは"夢を叶えてもらった少女"の夢を受け継いだ娘だが、その果てが美しいものだったのかは今も分からずにいる。
【夢路の恋患い】
恋を知り、愛に至れた怪物だけが人の身を得られる――その魔法を捨て、痛みを忘れ全てを失い大厄と成った泡沫が持っていた感情。
大厄として宿している"恋に破れた怪物"がかつて持っていた苦い記憶を断片的に受け継いでいる。
その痛みは母から譲り受けた黄金のナイフで断てば切り離せるものであり、苦しむくらいならすべて捨てたいと考えることも少なくないが、未だ決断はできていない。
恋という感情は毒そのもの。けれど怪物たちにとっては、痛みを伴おうとも夢見ることをやめられないもの。
何故かと言えば、それこそが――それだけが、怪物が人になる為に必要なものだから。
■何かありましたらお気軽にお問い合わせください。
よろしくお願いいたします!
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2018-07-21 05:48
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