タイリクオオカミお手製？

「今日は私のお手製の“カレーパン風ジャパリまん”を持ってきた！というわけで、さっそく味見してくれないか？リカオン！」
「新年一発目の味見はタイリクオオカミさんのお手製ですか！しかも3種類あるんですね？」
「それぞれ“松・竹・梅”と題して別々の味付けにしてみたんだ、きっとリカオンも気に入ると思うよ」
「期待できそうですね！では、いただきます！」

もぐもぐもぐ……

「お……美味しい！どれもみんな美味しいですね！」
「本当かい？この3種類の中で、どれが好きか聞かせてくれ」
「私はこの“松”のジャパリまん気に入りました！！」
「ちなみに“松”は、ブタって子から貰ったカレールーが入っているんだ、覚えとくといいよ」
「残りの2種類は何ですか？」
「“竹”はニワトリ、“梅”はホルスタインから貰ったカレールーだね」
「やっぱりどれも文句無しですね……あと2～3個ずつ私にください！」
「そう慌てなさんな、ストックはいくらでもあるからね」
「今まで食べたジャパリまんの中で一番美味しいです！！博士と助手から賞状貰えるレベルですよ！！」
「ベタ褒めじゃないか……そこまで言われると照れるなぁ……」
「一刻も早く店を出しましょう！タイリクオオカミさん！！」
「うむ、そうだね……店を出そう！ギンギツネにも報告だ！！」
「パーク内を一世風靡するのも夢じゃないですよ！タイリクオオカミさん！！」
「決めた！私はこれで人気者になる！！」

(あれ？なんかクラクラするな……)