モラン・ソルニエ M.S.406
フランス航空省が34年に出した要求仕様に基づいて開発された戦闘機。35年の原型機初飛行の時点ではそれなりの水準に達していたが量産が遅れ、38年末の時点で10数機しか配備されていなかった。その後急ピッチで配備が進められ、開戦時にはフランス空軍の主力戦闘機となっていたが、既に旧式化していた。Bf-109Eに比べると最高速度で約100km/h遅く、上昇力も劣っており、低空での格闘戦でどうにか対抗できる性能だった。
フィンランドでは冬戦争中及び後に各型合わせて87機を入手し、第28戦闘機隊で使用した。20mmモーターカノンの信頼性が問題とされ(特に冬季)、しばしばソビエト製のベレジン12.7mm機銃に交換された。
フィンランドでは冬戦争中及び後に各型合わせて87機を入手し、第28戦闘機隊で使用した。20mmモーターカノンの信頼性が問題とされ(特に冬季)、しばしばソビエト製のベレジン12.7mm機銃に交換された。
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2019-07-21 13:32
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