【らせん神話】リキュール【2期】
名前 リキュール
種族 ひかるゾロARK♂
渓谷の国所属 はがね
一人称 僕
二人称 君
わざ
けたぐり
おしおき
ローキック
こうそくいどう
能力
攻撃 12
防御 2
特殊 4
敏捷 5
格闘技を得意とする青年。あくタイプに対する偏見を無くすため、様々な方法であくタイプに対して援助や補助を行うことを生業としている。極度の平等主義者であり、あくタイプに限らず上下関係や差別、身分などをひどく嫌っているところがある。
一見真面目で優しく見えるが、本人は意外と過激。どうしようもないと判断した途端手が出るし、投げ技も関節技も出てくる。正義感と言うよりは使命感が強く、全てのポケモンが平等に幸せに過ごせる世界を作るため、日夜父親たちを半ば無理やりトレーニングに付き合わせているストイックな脳筋。
「こんにちは、僕はリキュール。よろしくお願いしますね」
「あくタイプだからって根が悪いポケモンはいないんですよ」
「いまあくタイプを差別しましたね!それこそまぎれもない悪です!改めてください!」
「またあくタイプ差別ですか?君は一度ならず二度までも……」
「差別は悪ッ!口でわからないなら体に叩き込むまでッ!」
愛する両親
カルアさん(illust/75493088)
「父様、一緒にあくタイプに対する偏見を変えていきましょう!今でこそやっと偏見は少なくなったもののまだ完全にはなくなっていませんから……」
「父さん、今日も手合わせよろしくお願いします!」
イロハ(illust/75498841)
「父さん、サボるんじゃない。せめてもっと真面目な様子をだね……」
「ほら、今日も手合わせするよ。早く立つんだ。……はぁ……面倒とかそう言う問題じゃなくて、現実として一つの国が滅んだ今、そんなことを言っていられないんだから……」
弟のラスクくん(illust/76368467)
「ラスク、もう少し真面目に話を聞きなさい」
「まったく、君は父さんに似てほっとけないんだから……」
最愛のパートナー、マーシャくん【illust/76156416】
「小さいから弱い、そんなことを決めつける差別主義者に鉄槌を下しましょう」
「君はまっすぐですね。どこまでもまっすぐで、僕が道を違える前に元の道に引き戻してくれる。……きっと、僕は君がいないと必要悪を甘受していたでしょう」
その出会いはある種の差別の結果だっただろう。赤と青のかくとうタイプが彼をあくタイプであると責め立てていた姿を見て、小さくか弱いだろう海のような蒼色の彼を守るためと2人をなぎ倒した後のことだった。
「どうしてそんなことするんだ」
向けられたのは恐怖でも畏敬でもない、怒り。弱いものを守るため、そう答えるとなおさら怒りを買ってしまったようで。
「つよいとか、よわいとか、関係ない!ただ、おれは負けたくないんだ」
そこでふと、気がついた。僕は「強者と弱者」で無意識に差別意識を持っていたと。
すぐに謝罪をして、そのまま話し込んで。いつのまにか、意気投合していた。フィオネという種族でありながら、あくタイプに生まれた彼。小さく、弱く、進化ができない、そのことに劣等感を抱きながらも前に進む彼に感銘を受けた。
それから毎日、僕のトレーニングに付き合ってもらって、それに毎日ついてきて。
いつの間にか隣にいるのが当たり前になっていた。
いつの間にか僕が道を間違えそうになった時に引き戻してくれる支柱になっていた。
過剰にやりすぎるところのある僕を引き止めてくれる唯一の存在。それが、君になっていた。
「マーシャ、いつまでも僕を支えてほしい。ずっと、君と一緒にいたい。……僕のパートナーになってください」
、
、
次に滅んだのは父様の故郷だった。遺跡は跡形もなく燃え尽きて、生物がいた痕跡すら全て平等に焼き払ってしまっている。
死は誰にでも訪れる平等だ。でも、こんな悪平等は、不幸平じゃないか。自ら抗うことも許さず問答無用で、逃げるあてのないものは、ここで生涯を誓ったものは、共に灰になる運命だと言うのか。王の力が劣ったから?国の力が足りなかったから?そんなことでこの理不尽がまかり通ってたまるか。
これが正義だと言うのなら、やはり僕は悪であろう。同じく親がこの国の出身だったマーシャの隣で固く誓う。
この思いを後の世代に遺さないために、もう一度、滅んでしまった国を蘇らせるために。僕は全てを尽くそうと。たとえマーシャに止められても、僕1人の力では及ばなくても。滅ぶのをただ待つ王を僕は否定する。
種族 ひかるゾロARK♂
渓谷の国所属 はがね
一人称 僕
二人称 君
わざ
けたぐり
おしおき
ローキック
こうそくいどう
能力
攻撃 12
防御 2
特殊 4
敏捷 5
格闘技を得意とする青年。あくタイプに対する偏見を無くすため、様々な方法であくタイプに対して援助や補助を行うことを生業としている。極度の平等主義者であり、あくタイプに限らず上下関係や差別、身分などをひどく嫌っているところがある。
一見真面目で優しく見えるが、本人は意外と過激。どうしようもないと判断した途端手が出るし、投げ技も関節技も出てくる。正義感と言うよりは使命感が強く、全てのポケモンが平等に幸せに過ごせる世界を作るため、日夜父親たちを半ば無理やりトレーニングに付き合わせているストイックな脳筋。
「こんにちは、僕はリキュール。よろしくお願いしますね」
「あくタイプだからって根が悪いポケモンはいないんですよ」
「いまあくタイプを差別しましたね!それこそまぎれもない悪です!改めてください!」
「またあくタイプ差別ですか?君は一度ならず二度までも……」
「差別は悪ッ!口でわからないなら体に叩き込むまでッ!」
愛する両親
カルアさん(illust/75493088)
「父様、一緒にあくタイプに対する偏見を変えていきましょう!今でこそやっと偏見は少なくなったもののまだ完全にはなくなっていませんから……」
「父さん、今日も手合わせよろしくお願いします!」
イロハ(illust/75498841)
「父さん、サボるんじゃない。せめてもっと真面目な様子をだね……」
「ほら、今日も手合わせするよ。早く立つんだ。……はぁ……面倒とかそう言う問題じゃなくて、現実として一つの国が滅んだ今、そんなことを言っていられないんだから……」
弟のラスクくん(illust/76368467)
「ラスク、もう少し真面目に話を聞きなさい」
「まったく、君は父さんに似てほっとけないんだから……」
最愛のパートナー、マーシャくん【illust/76156416】
「小さいから弱い、そんなことを決めつける差別主義者に鉄槌を下しましょう」
「君はまっすぐですね。どこまでもまっすぐで、僕が道を違える前に元の道に引き戻してくれる。……きっと、僕は君がいないと必要悪を甘受していたでしょう」
その出会いはある種の差別の結果だっただろう。赤と青のかくとうタイプが彼をあくタイプであると責め立てていた姿を見て、小さくか弱いだろう海のような蒼色の彼を守るためと2人をなぎ倒した後のことだった。
「どうしてそんなことするんだ」
向けられたのは恐怖でも畏敬でもない、怒り。弱いものを守るため、そう答えるとなおさら怒りを買ってしまったようで。
「つよいとか、よわいとか、関係ない!ただ、おれは負けたくないんだ」
そこでふと、気がついた。僕は「強者と弱者」で無意識に差別意識を持っていたと。
すぐに謝罪をして、そのまま話し込んで。いつのまにか、意気投合していた。フィオネという種族でありながら、あくタイプに生まれた彼。小さく、弱く、進化ができない、そのことに劣等感を抱きながらも前に進む彼に感銘を受けた。
それから毎日、僕のトレーニングに付き合ってもらって、それに毎日ついてきて。
いつの間にか隣にいるのが当たり前になっていた。
いつの間にか僕が道を間違えそうになった時に引き戻してくれる支柱になっていた。
過剰にやりすぎるところのある僕を引き止めてくれる唯一の存在。それが、君になっていた。
「マーシャ、いつまでも僕を支えてほしい。ずっと、君と一緒にいたい。……僕のパートナーになってください」
、
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次に滅んだのは父様の故郷だった。遺跡は跡形もなく燃え尽きて、生物がいた痕跡すら全て平等に焼き払ってしまっている。
死は誰にでも訪れる平等だ。でも、こんな悪平等は、不幸平じゃないか。自ら抗うことも許さず問答無用で、逃げるあてのないものは、ここで生涯を誓ったものは、共に灰になる運命だと言うのか。王の力が劣ったから?国の力が足りなかったから?そんなことでこの理不尽がまかり通ってたまるか。
これが正義だと言うのなら、やはり僕は悪であろう。同じく親がこの国の出身だったマーシャの隣で固く誓う。
この思いを後の世代に遺さないために、もう一度、滅んでしまった国を蘇らせるために。僕は全てを尽くそうと。たとえマーシャに止められても、僕1人の力では及ばなくても。滅ぶのをただ待つ王を僕は否定する。
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2019-08-05 17:54
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