【ぴくメシ】悪霊・タタラ【魔王】

気配はすれども、姿は見えず
タタラに目をつけられた土地は
その痕跡に怯えながら滅びていく
恐れささめくその輪の中に
かの悪霊が紛れていることも知らず


「さあ、戦おうじゃないか。この悪霊・タタラを倒す勇者殿はお前かな？」
「なんだ、ニセモノか。つまらないな、がっかりだよ」
「悪霊が悪霊であることに、理由がいるかい？　私はただ、在るがまま、定めのままに滅ぼすだけ」

◆タタラ
17歳/女/167㎝
山深い部族の出身。
規律を解さぬ奇抜な言動ゆえに悪魔の使いとされ、７つのときに岩奥に幽閉された。
そこで対面した「蛇神さま」に告げられて己の定めを知り、ならば役目にふさわしい生き様をと、悪霊として生きることを決める。
村を滅ぼした後、世界に手をかけ、気まぐれにほうぼうの土地を潰して回っている。
呪いも魔術も使えないが、10年かけて蓄えた技術と知識、生来の人懐こさと発想力を活かして策謀を凝らし、姿も見せずに悪霊然としたひそやかな殺戮を行う。
善意を利用し、良心をもて遊び、純真をあざ笑う。悪霊にふさわしい態度と行動を望み、人の負の情動に己の成果を見てほくそ笑む。
通常は偽名を使って人々に溶け込んでいるため、タタラが「悪霊・タタラ」であると知っているのは勇者だけ。(他はバレたら始末しちゃうからね)
精力的に猛威を振るいつつもかなり退屈しているので、「勇者殿」との対決を望み、自称勇者に喧嘩をふっかけてはがっかりしている。
肩にかけた面は、部族が祭事に使っていた「悪霊」の面。

◆蛇神さま
タタラの部族が崇めていた蛇。神様とは無関係の霊蛇。(2015.1.12修正)上位の魔物で、宿命のこともいろいろと知っている様子。
さまざまな知識と戦う術を教えた師であり、保護者的な存在。人語は話さないが、タタラは意思の疎通ができるらしい。

◆宿命結ばせていただきました…！
素敵な勇者ウルファング様(illust/40082245)
「やあ勇者殿、こんなとこまでご苦労なこったね。さぁ、今度こそ私を倒せるかな？」
ありがとうございます！全力でいじめます！

(追いかけておいで、何度でも蹴落としてあげる。お前は私の、最後のひまつぶし)

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こちらの企画(illust/39939230)にお邪魔いたします。

世界設定はほとんど決めていないので、追々、合わせていけたらと思っています。
好戦的な性格ではありますが、必ずしも戦わなくていいと思います。戦うのも歓迎です。
R-18Gは応相談ですが、ほどほどにしておきたいかなと…。

質の悪いステルスタイプ魔王ですが、素敵な勇者様と巡り合えたら嬉しいです。
よろしくお願いします！