【仁本物語弐】叢雲【第壱世代】

企画元様【illust/52333018】 　[仁本物語弐]

「これはこれは。もし良ければ酒でも一杯いかがかな？」

◆叢雲（むらくも）　
　本名：三好善一（みよし　ぜんいち）
　種族：人間　
　年齢：32歳　
　身長：177cm
　一人称：拙僧・私　二人称：貴方　
　
◆実家がお寺のお坊さん。法名として人前では「叢雲和尚」を名乗っている。
　穏やかでのんびりした性格。参拝者を良く酒やお茶に誘う姿が目撃されている。
　人の話を聞くのが好きなのでお悩み相談はしょっちゅう。何時間でも付き合うので評判はいい。
　酷い弱視。錫杖を杖代わり歩くという罰当たり。よく転ぶ。走るのが嫌いで置いて行かれるが気にせず歩く。
　本名は家族とお嫁さん以外には呼ばれたくないので内緒。でも子供の頃の知り会いは知ってる。
　ちなみに法力・妖力の類は全くない。霊感すら皆無の完膚なき普通の人間。
　
「誰でも優しくされると無条件で良い人だと思ってしまうのは……うーん、悪い癖かな？」
「念仏も説法も、聞いていてもつまらないだろう？かくいう拙僧も言っていてかなり退屈だからね」
「私には人間も妖怪も容姿の区別が付かないからね。それに、見えもせずに美醜もなにも勝手に決めるのは相手に失礼だろう？」


✿10/17：素敵なご縁に巡り会えました！♥ルリさん【illust/52898731】

　お店に通うようになったのはきっと気紛れでは無い。
「今晩はルリさん。今夜もお勧めと寒くなってきたので熱燗で。ついでにお酌もお願い出来るかな？」
　貴女の声と美味しい食事が楽しみだと認めなければ。
「うーん…、ルリさんの外見は見当も付かないが…。勝手にとても可愛らしい方だとは思っているよ。多分小柄だろうな、とも」　　
　声のする位置はずいぶん低め。想像でしかないが、特別見てみたいとも思わない。
　視えなくても、愛しいと思うから。

「……今度私を呼ぶときは「善一」と呼んで貰えると嬉しいんだが、いいだろうか？」

　貴女に一人の客から、少しでも意識して貰えればこれ以上の幸せは無い。
　そう言えば妖怪と人は上手く付き合えるものだろうか？…まぁ考えても仕方ない。　
　さて、「ついでに嫁にも来てくれ」と言ったらどう反応してくれるかな？


◆子世代
✿東雲【illust/53601534】
✿霧里さん【illust/53379453】
✿朝霧【illust/53327188】　


◆関係者様　（有難うございます！）
文衛　雁さん【illust/52805811】
「やぁいらっしゃい。いつも手紙の音読まですまないね。いつか雁に読まれて困るような手紙も届くといいんだが…」
「あんまりパタパタ急いでは危ないよ？雁は足音が激しいから、いつも転ばないか心配でね」

ツバキさん【illust/52806138】
「ふむ、私はいつの間にかツバキほど背が伸びたのか。随分ツバキは背が高かった記憶だが…月日は早いものだなぁ…」
「この歳の私を『坊ちゃん』呼びや子ども扱いするのはツバキくらいだよ…。おんぶは流石に勘弁してくれ」