ミサイル駆逐艦 フレッチナー級

シャプレ大宇宙連邦国の主力ミサイル駆逐艦。
シャプレス超銀河団で最も多く建造された宇宙戦闘艦で、航洋性・武装ともに十分な性能を有し大きな成功を収め、周辺諸国の駆逐艦の標準とも言える艦級となった。
武装はカタリナ社USA局製が中心となっており、安価で安定した性能を有しているが、本級は必殺の国産大型のミサイルを装備しており。主力艦艇の支援や対艦隊決戦で大きな戦果を残している。ミサイルの代わりに爆雷やセンサーの搭載、輸送コンテナの積載など高い汎用性を持ち、戦闘以外の多彩な任務も遂行可能だった。

シャプレ大宇宙連邦国はシャプレス超銀河団に存在する超大国で、数万年以上前に地球圏からやってきた宇宙移民が元々あった宇宙国家や勢力を侵略または併合、同化し、多くの植民地宇宙国家が誕生したが、地球本国が豊富な宇宙資源と市場を狙って、不平等な関税や条約を結び、これに激怒した各植民地国家群が結束、シャプレ大宇宙連邦国と名乗り、宗主国である地球圏の旧列強宇宙国家群に対して独立戦争を行った。
のちに「シャプレ独立宇宙戦争」と呼ばれる超銀河団同士の３０００年も続く大宇宙戦争に発展するが、この戦争に対してカタリナ社の各外局は双方に軍事支援を行い、またシャプレ大宇宙連邦国にはバックにUSA局の各種支援、軍事顧問団の派遣、最新の強力な兵器群の輸入、傭兵艦隊の投入があり、独立戦争はシャプレ大宇宙連邦国の勝利に終わる。
しかし、シャプレ大宇宙連邦国は独立を勝ち取ったものの、アメリカ宇宙合衆国屋カタリナ社の外局に対して多額の天文学的な戦債を抱えてしまい、結局、シャプレ大宇宙連邦国は、宗主国である旧列強宇宙国家群に対して、自国の豊富な宇宙資源や市場を高値で輸出し、アメリカ宇宙合衆国に対して戦債を返すべく、自国で関税をかけて返済していている。

不平等な関税や条約の構図そのものがスライドしただけだったが、シャプレの国民や連邦国家群は、根本的な問題は何一つ解決していないが、体裁で独立は勝ち取ったものと納得し、広大なシャプレス超銀河団の開拓と市場の投資の目的で数万年前に、多種多様な人工製造した知的生命体を投入、遺伝子改造した人造人間、合成たんぱく質で製造した合成人間、機械の体を持つ機械人間、死体を再利用した再生人間を大量に製造し、かつて自分たちが行ったシャプレス宇宙銀河団に元々あった宇宙国家や勢力を侵略または併合、同化し、多くの植民地宇宙国家を作り、超銀河団を開拓していった。

カタリナ社USA局の軍事力とカタリナ社外局連中の資本、シャプレ大宇宙連邦国の豊富な資源は一気に国力を増し、これに対して危機感を抱いた周辺の列強宇宙諸国群と経済及び文化、軍事的に激しく衝突。
新たな富と民は際限なき宇宙紛争を生み出していった。

とかそんな感じの設定。