【第40回】おにまいんぐりっしゅ【11月9日】
11月9日は「いい靴の日」。今日も語呂合わせです。
というわけで「いい靴の日」にぴったりの表現があったので、取り上げました。
「goody two shoes:いい子ちゃん(※品行方正、素行の良い子への揶揄)」という表現です。
イギリスの古い児童文学の人気作に
「The history of little goody two-shoes」
というものがあり、ここから生まれた表現です。
本作は貧しくも品行方正なヒロインが、ある日裕福な未亡人に見染められるという、王道シンデレラストーリーです。
ポイントはtwo shoesという言い回し。
靴一組を指す時は通常a pair of shoesと言いますが
本作のヒロインは非常に貧しく、靴を片方しか持っていなかったため
両足分が揃った靴をもらった時に「two shoes!」と言って喜びました。
これがタイトルの由来にもなっています。
このtwo shoesという響きが滑稽だったためか
あるいはご都合主義なストーリーが一部読者の鼻についたのか
いつしかこのgoody two shoesは品行方正な人を揶揄して
「いい子ちゃん」と呼ぶスラングになりました。
またerrandsは「おつかい」という意味ですが
動詞にrunを使うというのが特徴的です。
日本語でも「走り使い」「使いっ走り」といいますね。
とても面白い一致だと思います。
というわけで「いい靴の日」にぴったりの表現があったので、取り上げました。
「goody two shoes:いい子ちゃん(※品行方正、素行の良い子への揶揄)」という表現です。
イギリスの古い児童文学の人気作に
「The history of little goody two-shoes」
というものがあり、ここから生まれた表現です。
本作は貧しくも品行方正なヒロインが、ある日裕福な未亡人に見染められるという、王道シンデレラストーリーです。
ポイントはtwo shoesという言い回し。
靴一組を指す時は通常a pair of shoesと言いますが
本作のヒロインは非常に貧しく、靴を片方しか持っていなかったため
両足分が揃った靴をもらった時に「two shoes!」と言って喜びました。
これがタイトルの由来にもなっています。
このtwo shoesという響きが滑稽だったためか
あるいはご都合主義なストーリーが一部読者の鼻についたのか
いつしかこのgoody two shoesは品行方正な人を揶揄して
「いい子ちゃん」と呼ぶスラングになりました。
またerrandsは「おつかい」という意味ですが
動詞にrunを使うというのが特徴的です。
日本語でも「走り使い」「使いっ走り」といいますね。
とても面白い一致だと思います。
お兄ちゃんはおしまい!
oniichannhaoshimai
おにまい
Onimai: I'm Now Your Sister!
緒山まひろ
Mahiro Oyama
英語
English
おにまいんぐりっしゅ
English
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35
980
2023-11-09 10:43
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