Match5 一条満瑠 VS ジャクソン・マーフィー

リングアナ：「それでは本日の第5試合、WBE世界フェザー級12回戦を行います。まずは青コーナーより、藤原潤一選手の入場です。」

――「JUNGLE PREMIUM BOXING Vol.3」第5試合。JP1でKO勝利を飾った満瑠と、オーストラリアのジャクソン・マーフィーとの対戦である。

リングアナ：「第5試合、セミファイナル・129ポンド（58.5kg）契約10回戦を行います。まずは青コーナーからジャクソン・マーフィー選手の入場です。」

――青コーナーからオーストラリアのジャクソン・マーフィーが入場する。

リングアナ：「続いて赤コーナーから一条満瑠選手登場です。」

リングアナ：「それでは第2試合 129ポンド（58.5kg）契約10回戦を行います!! 赤コーナー、125ポンド1/2、18戦16勝2敗、16勝中全てがKO勝ち、シェリージム所属。日本フェザー級8位・一条満瑠!! 青コーナー、123ポンド、14戦8勝5敗1引分、8勝中3つがKO勝ち、オーストラリア、ケアンズ出身。ジャクソン・マーフィー!!」

――さて試合開始。満瑠は果敢に攻めるがこれまで対戦した相手とは全く異なる相手だった。第10Rマーフィーは逆転を狙うも満も真っ向から応戦し連打を浴びせた。そして満瑠の左がマーフィーの顔にモロに当たる。そしてこのタイミングで試合終了。今回もまた勝負が判定に持ち込まれた。

リングアナ：「それでは今回の試合結果を発表します。ジャッジA：△▽●● 、96-93：一条、ジャッジB：■■××、96-93：一条、ジャッジC：◇◇◇◇、96-90：一条。3-0の判定を持ちまして勝者、赤コーナー、いちじょうーみちるー!!」

――この試合満瑠の判定勝ちとなった、そして…。

リングアナ：「放送席、放送席…。勝利者インタビューです。今回見事判定ですが勝利を果たしました、一条満瑠選手です!! おめでとうございます。」

満瑠：「ああ…。」

リングアナ：「今回の試合結果はいかがでした？」

満瑠：「そうだな…、KOで相手を倒せなかったのが悔いだな、俺は対戦相手をマットに沈めてこそ俺の価値だ…。言い換えればそれだけ相手も強かったってことだ…、もし次に再戦があったとしたら、必ずマットに沈めるそれだけだ…。この試合俺にとっても良い勉強になったようだ、だからマーフィー選手には感謝する。それ以上でもそれ以下でもない!! こんなんで良いか？」

リングアナ：「・・・そうですか、ありがとうございました、一条満瑠選手でした。」

野島：「この後は（V）-Box^2のミュージックライブです。そして本日の第6試合、ファイナル、松浦聖司選手対アンドリック・レイジェス選手の試合は21時頃ゴングです。それまで休憩となります。」