短時間挑戦 959

　さて、本日の短時間挑戦からお車で御座いますね。
　形状はある種異様では御座いますが、やはり旧式車で御座いますので、その点は楽でしたが、背景と線に力を入れすぎまして結局お時間は何時も通りの18分に。
　困った物で御座いますねぇ。

　＊本日のお車はポルシェ社の914、別名ワーゲン･ポルシェで御座います。
　一見するだけで奇妙な違和感。
　デザインがポルシェらしくは御座いませんねぇ。

　実はこちら、悪く申せば廉価版で御座います。
　ポルシェと申せば当然高級スポーツカーの代名詞。
　ビートルシリーズの頭打ちで悩んでいたワーゲン社に共同開発の企画が飛び込み、安く良い物を、と言う事で開発されたそうです。
　911を購入したくとも出来なかった若い方々から相当な人気を博したそうで、6年間もの長きに渡り、相当な数が販売されたそうです。

　エンジンはワーゲン車が主に担当し、車体などの部品をポルシェ社が其れ迄の物を流用したので相当なコストダウンに繋がったのだとか。
　何せ、65000台以上販売など、ポルシェ社とは思えない数値で御座いますものねぇ。

　＊本日の搭乗者さんは漆黒の車体である事と、らしからぬ、と言う事からメイド長さんで御座います。
　メイド長さんらしからぬ軽快さと、やはりその若さ。
　本来はもっと奥の方でどっしり構え他のメイド達に細々とした指示を与える、主人の声の代理人で御座いますからねぇ。
　執事が外交関係や主人の仕事その物の声を聞き、メイド長が其処から屋敷内関係の言葉を受け取る。
　当然直接主人からの指示も御座います。
　ですので、使用人とは申せ、それだけ高い地位におります。

　何より、ミニスカートですからねぇｗ
　足を出す事は本来誘惑や侮蔑が含まれますので、主が望まぬ限りは決してその様なふしだら且つ不潔な格好は致しません。

　と、お話は逸れましたが、取り敢えず、メイド長らしからぬその存在感を持つこの女性。
　独特の位置に着けるこの名車をカッパさんから入手致しまして、結構可愛がって居られます。
　やはり安価という存在が気楽に乗りこなせる物として足代わりに使い易いのかも知れませんね。