以津真天
以津真天は「太平記」巻十二の「広有射怪鳥事」に登場する怪鳥。
1334年の秋、疫病が流行して病死者が多く出た頃、毎晩のように紫宸殿の上に怪鳥が現れ『いつまでも、いつまでも』と鳴き人々を恐れさせた。公卿たちは源頼政の鵺退治にちなんで弓の名手に退治させようと考え、依頼を受けた隠岐次郎左衛門広有は鏑矢で見事、怪鳥を射止めた。その怪鳥は顔が人間のようで、くちばしに鋸のような歯が並び、体はヘビのようで、両足の爪は鋭く、翼長は1丈6尺(約4.8メートル)あったという。
1334年の秋、疫病が流行して病死者が多く出た頃、毎晩のように紫宸殿の上に怪鳥が現れ『いつまでも、いつまでも』と鳴き人々を恐れさせた。公卿たちは源頼政の鵺退治にちなんで弓の名手に退治させようと考え、依頼を受けた隠岐次郎左衛門広有は鏑矢で見事、怪鳥を射止めた。その怪鳥は顔が人間のようで、くちばしに鋸のような歯が並び、体はヘビのようで、両足の爪は鋭く、翼長は1丈6尺(約4.8メートル)あったという。
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2011-11-10 19:54
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