土蜘蛛
日本に伝わる巨大なクモの妖怪。山に棲み、旅人を糸で捕らえて喰ってしまうといわれる。
『平家物語』には以下のようにある。酒呑童子討伐で知られる武将・源頼光が瘧(マラリア)を患って床についていたところ、身長7尺の怪僧が現れ、縄を放って頼光を絡めとろうとした。頼光が病床にもかかわらず名刀・膝丸で斬りつけると、僧は逃げ去った。翌日、頼光が四天王を率いて僧の血痕を追うと、北野神社裏手の塚に辿り着き、そこには全長4尺(約1.2メートル)の巨大グモがいた。頼光たちはこれを捕え、鉄串に刺して川原に晒した。その後すぐに頼光の病気は回復し、土蜘蛛を討った膝丸は以来「蜘蛛切り」と呼ばれた。この土蜘蛛の正体は、神武天皇が討った土豪の土蜘蛛の怨霊だったという。
『平家物語』には以下のようにある。酒呑童子討伐で知られる武将・源頼光が瘧(マラリア)を患って床についていたところ、身長7尺の怪僧が現れ、縄を放って頼光を絡めとろうとした。頼光が病床にもかかわらず名刀・膝丸で斬りつけると、僧は逃げ去った。翌日、頼光が四天王を率いて僧の血痕を追うと、北野神社裏手の塚に辿り着き、そこには全長4尺(約1.2メートル)の巨大グモがいた。頼光たちはこれを捕え、鉄串に刺して川原に晒した。その後すぐに頼光の病気は回復し、土蜘蛛を討った膝丸は以来「蜘蛛切り」と呼ばれた。この土蜘蛛の正体は、神武天皇が討った土豪の土蜘蛛の怨霊だったという。
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2011-11-10 20:26
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