鴉天狗

大天狗と同じく山伏装束で、烏のような嘴をした顔を持ち、自在に飛翔することが可能だとされる。小天狗、青天狗とも呼ばれる。
剣術に秀で、鞍馬山の鴉天狗は幼少の牛若丸に剣を教えたともいわれている。また、神通力にも秀で、都まで降りてきて猛威を振るったとされる。修行者や、山岳民族などの、山に住む人々に自然の猛威や山賊・盗賊の恐怖を重ねたものが鴉天狗であるという説がある。もともと天狗といえば、鴉天狗のことを指し、鼻の高い天狗は、烏天狗よりのちに現れたものである。
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2011-11-10 20:41

 びしゅう


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