【ぴくカゲⅢ】彼ノ子【漸進派】

「この世界に神はいないのです。だって、私が隠してしまったから」

■【影】彼ノ子（あのこ）
障子戸の向こうに入ったものを別の場所に移動させてしまう能力。要はテレポート。
ただし、到着先は「鍵の開いているドアの向こう」が条件。顔が３つあり、それぞれ性格がある。
◇女の人形…基本的にこの顔が手前。指定した場所の付近まで移動させてくれる。
◇天狗の面…怒りの象徴。遠くの良心的とは言えないところまで移動させられる。
◇狐の面……どこに行くのか検討がつかない。滅多に手前に来ない。
面は主の感情によって入れ替わることが多い。また、障子戸に入ったものは無条件で移動させられる。
ひづめが「家に帰りたい」と伝えたときだけ自室のドアの前まで連れて行くが、場所が指定できるのはこのとき限りである。
障子戸は着物が広がったときにだけ出現するものであり、普段はただ浮遊している。戸が地面についていなくてはならないわけではないので、無理やり放り込まれることも。
ひづめがその場からいなくなったら、彼ノ子も倣って姿を消す。

■【影使い】十七夜　ひづめ（かなき　ひづめ）
17歳・高校2年生／女性／身長153ｃｍ／一人称「私」二人称「あなた」「～さん（君）」
根が暗い。厳格な家庭に育ったため誰に対しても常に敬語。古風な言い回しをする。
彼ノ子は物心付いた頃には傍にいたが、障子戸が出現したのは２、３年前。学校を中抜けするようになり、最近授業をサボりがち。神出鬼没である。
学校では図書室にいることが多い。本を読むタメではなく、移動するときの広さと人気の少なさによる都合のよさのため。最近下降気味ではあるが勉強はできるほう。ただし体力面は壊滅的である。
彼ノ子に対してだけはタメ口で言葉を使い、何よりも心のよりどころにしてる。
居なくなってしまっては困る。

■楽しみにしてました！移動の際はどうぞご利用下さい。よろしくお願いします！
お借りしました素材
着物【illust/12632226】【illust/7556396】戸の中【illust/2840785】　背景【illust/6450783】　ロゴ【illust/20040134】

☆2枚目はひづめの全身です。髪の毛が途切れている部分がありますが、両方同じ長さのおさげです。

企画元【illust/20039532】