【華縁】細雪【三世代目】
こちら【illust/96568934】の企画様に参加させていただきます。
◇「わたくしを見て?目を離しては嫌よ」
名前:細雪(ささめゆき)
種族:妖怪(小袖の手)
性別:女 年齢:40歳
身長:151cm 職業:なし
持ち主をなくした着物の妖怪。とある少女への贈り物だったが、袖を通されることもなく売られてしまう。その少女はすでに亡くなっており、「生涯自分を見てくれなかった」という無念で妖怪になってしまった。
それ以来、自分自身を美しく仕立ててくれる人を求めて日華国をさまよい歩いている。
「美しくなって愛されたい。」そう願って運命の人を捜し求める。
「愛されたい、という感情は本能ですわ。」
「愛されるために美しくありたいと願うのもまた本能だわ。」
◇種族について
小袖の手
持ち主をなくした小袖から夜になると白い手が伸びてくる。
付喪神の一種、あるいは亡くなった持ち主の無念が宿ったとも。
細雪の本体は白椿柄の小袖。人の形をとることができる。髪には本体の小袖の模様が浮かび上がっている。
「白い椿の花言葉は完璧な美しさ。まるでわたくしにあつらえたようだわ」
◇素敵なご縁がありました!
「わたくしを愛してくれる、運命のひと。」柊 輪冶様【illust/98919915】
「だれか わたくしをみて わたくしをあいして」
捨てられた日から、この世から忘れ去られたわたくしはさまよい続けた。
美しくなれば、愛されると思った。
もういらない、なんて二度と言われないだろうと。
「ごめんくださいまし」
わたくしが訪れたのは、一軒の呉服屋。
店主と思わしき男性が一人、わたくしを出迎えた。
「この小袖を美しく飾ってくださらない?帯でも、袴でも・・・あなたの思うとおりに仕立ててくださらない?」
炎のように熱い視線がわたくしをとらえる。
焼き付くような瞳に、この小袖・・・わたくしにまつわる話を打ち明けてしまいましたの。
彼はふと言葉を零した。「こんなにも綺麗なのに」と。
この方がわたくしを国一番に美しくしてくれる・・・運命のひとにちがいない。
その予感は正しいものだったと気がつくのは、まだ先の話。
------
「こちらでご厄介になることにいたしましたの。住処も家族もおりませんから・・・いいでしょう?」
お店番や仕立ての手伝いをしながら、わたくしが美しくなるその日を待ちわびることにしました。
彼は、輪冶様はたくましくも優しいひと。困ったように笑うその表情もいじらしい。
お店のことも大切に思って、仕事にも真摯に打ち込んでいる姿勢も素敵だわ。
だんだんと彼に惹かれていくわたくしがいました。
愛し、愛されるなら彼がいい。
「出会った時からあなたがわたくしの運命のひとだと、そう思っておりましたわ。愛されるなら、あなたに愛されたい」
「よそ見をしてはだめ。わたくしから目が離せなくなるくらい、わたくしを美しくしてちょうだい?」
ーーーーーーーー
彼と過ごす時間は幸せだった。
美しいわたくしと、愛しい彼の間に生まれた子供たちに囲まれ過ごした日々は宝物だ。
愛しい夫の胸には、拭えぬ後悔があった。燃え尽きねばならない、と彼は言った。
死神にすら渡すのは惜しい。わたくしの愛しいあなた。
「最期の時まであなたはわたくしのものでいて。他の誰かになんて渡すものですか。」
「あなたの炎でわたくしをいっとう美しく飾ってくださいな」
わたくしに身を包み、炎に抱かれる彼。
愛の炎に焼かれながら、わたくしたちは共に燃え尽きる。
きっとわたくしたちのこの愛は、いっとう美しいでしょう
◇申請について
婚姻関係について、種族や年齢問わず募集しております。どなたでもお気軽に!
お返事は即日~2日以内を心がけます。
キャプションやタグに変化がなければ、再度ご連絡いただけますと幸いです。
友人やその他の関係についても募集しております。
◇なにかございましたらご連絡くださいませ。
◇「わたくしを見て?目を離しては嫌よ」
名前:細雪(ささめゆき)
種族:妖怪(小袖の手)
性別:女 年齢:40歳
身長:151cm 職業:なし
持ち主をなくした着物の妖怪。とある少女への贈り物だったが、袖を通されることもなく売られてしまう。その少女はすでに亡くなっており、「生涯自分を見てくれなかった」という無念で妖怪になってしまった。
それ以来、自分自身を美しく仕立ててくれる人を求めて日華国をさまよい歩いている。
「美しくなって愛されたい。」そう願って運命の人を捜し求める。
「愛されたい、という感情は本能ですわ。」
「愛されるために美しくありたいと願うのもまた本能だわ。」
◇種族について
小袖の手
持ち主をなくした小袖から夜になると白い手が伸びてくる。
付喪神の一種、あるいは亡くなった持ち主の無念が宿ったとも。
細雪の本体は白椿柄の小袖。人の形をとることができる。髪には本体の小袖の模様が浮かび上がっている。
「白い椿の花言葉は完璧な美しさ。まるでわたくしにあつらえたようだわ」
◇素敵なご縁がありました!
「わたくしを愛してくれる、運命のひと。」柊 輪冶様【illust/98919915】
「だれか わたくしをみて わたくしをあいして」
捨てられた日から、この世から忘れ去られたわたくしはさまよい続けた。
美しくなれば、愛されると思った。
もういらない、なんて二度と言われないだろうと。
「ごめんくださいまし」
わたくしが訪れたのは、一軒の呉服屋。
店主と思わしき男性が一人、わたくしを出迎えた。
「この小袖を美しく飾ってくださらない?帯でも、袴でも・・・あなたの思うとおりに仕立ててくださらない?」
炎のように熱い視線がわたくしをとらえる。
焼き付くような瞳に、この小袖・・・わたくしにまつわる話を打ち明けてしまいましたの。
彼はふと言葉を零した。「こんなにも綺麗なのに」と。
この方がわたくしを国一番に美しくしてくれる・・・運命のひとにちがいない。
その予感は正しいものだったと気がつくのは、まだ先の話。
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「こちらでご厄介になることにいたしましたの。住処も家族もおりませんから・・・いいでしょう?」
お店番や仕立ての手伝いをしながら、わたくしが美しくなるその日を待ちわびることにしました。
彼は、輪冶様はたくましくも優しいひと。困ったように笑うその表情もいじらしい。
お店のことも大切に思って、仕事にも真摯に打ち込んでいる姿勢も素敵だわ。
だんだんと彼に惹かれていくわたくしがいました。
愛し、愛されるなら彼がいい。
「出会った時からあなたがわたくしの運命のひとだと、そう思っておりましたわ。愛されるなら、あなたに愛されたい」
「よそ見をしてはだめ。わたくしから目が離せなくなるくらい、わたくしを美しくしてちょうだい?」
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彼と過ごす時間は幸せだった。
美しいわたくしと、愛しい彼の間に生まれた子供たちに囲まれ過ごした日々は宝物だ。
愛しい夫の胸には、拭えぬ後悔があった。燃え尽きねばならない、と彼は言った。
死神にすら渡すのは惜しい。わたくしの愛しいあなた。
「最期の時まであなたはわたくしのものでいて。他の誰かになんて渡すものですか。」
「あなたの炎でわたくしをいっとう美しく飾ってくださいな」
わたくしに身を包み、炎に抱かれる彼。
愛の炎に焼かれながら、わたくしたちは共に燃え尽きる。
きっとわたくしたちのこの愛は、いっとう美しいでしょう
◇申請について
お返事は即日~2日以内を心がけます。
キャプションやタグに変化がなければ、再度ご連絡いただけますと幸いです。
友人やその他の関係についても募集しております。
◇なにかございましたらご連絡くださいませ。
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2022-06-15 22:16
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