【黎明航路】ミラシュカ【第2期】
◆黎明航路【illust/100438853】
引き続き2期に参加させていただきます。
★1/7 メッセージにお返事をいたしました。未着の場合はお知らせくださいませ。
「私たちもどのくらい生きられるか分からない。
もしかしたら、あなたよりずっと短命かも、って思うのは…正直ちょっとだけ怖いよ。
…でも、でもね、そういう寂しいもしもを考えるだけじゃ、きっと勿体ないよね」
◆Mirashcah(ミラシュカ)
性別:女性
所属国:星の国
年齢:19
身長:157cm
水の精霊の加護を受けた種族「ラス・フローリテ」と、魔女に造られた魔法生物「ハスハルミーラ」の間に生まれた少女。愛称は「ミラ」。
赤と青のバイカラーの瞳と、両親から受け継いだ角と尻尾は双子の姉とお揃い。
母の寿命について知って以来、姉とともに母の寿命を延ばす方法を探している。
ハキハキとした姉とは対照的に、マイペースでおっとりした性格。
ぼんやりとしているように見えるが、物覚えはよく、行動も早い。
父同様、水の魔法を主として使用する。
魔力の強さでは父には及ばないが、父の指導、母から伝え聞いた経験、そして持ち前の知識欲によって魔法薬作りを得意とするようになった。
現在は父の使っていた塔で、姉が各地から持ち帰った素材を用いて延命のための薬の研究・製作に勤しんでいる。
大人しそうに見えてかなり好奇心旺盛で、幼い頃から人を驚かせるのが好き。怖いもの知らずなところがあり、たまに研究の合間に妙な効果の薬を作っては騒動の種となっている。
◆種族
ラス・フローリテ(父)【illust/102605911】
ハスハルミーラ(母)【illust/101690780】
◆家族
父:イェッド/星の国【illust/102605911】
「あー、お父さんってばまーたこんなところで伸びてる…起きて~、おーきーてー!」
母:ルナヤさん/星の国【illust/101690780】
「待っててねお母さん。私とラスがきっとお母さんの運命を変えたげる!」
双子の姉:ラスフィアちゃん(ラス、らーちゃん、お姉ちゃん)【illust/103667635】
「ラス、ラス!昔みたいにお洋服替えっこしてお出かけしたら皆気づくかな?へへ…」
◆12/23 素敵なご縁をいただきました!
森の国 ライカン・エオーケインさん【illust/103736082】
両の手で数えられるほどしか聞いたことのないその音に、私は顔を上げた。
捲りかけていたページに栞代わりの木の葉を挟むと、足早に階段を駆け下りていく。
古びた扉を開ければ、視界に飛び込んできたのは木漏れ日にも似た銀色。
異国の風を連れて、彼はやってきた。
「森の国から?わー、すごい偶然!私のご先祖様も森の国からきた種族なの!ね、良かったらお話を聞かせて?」
「貰ってばっかりじゃ申し訳ないよ。…え、星の国の話を?もちろん!
あっ、あとね!妖精のたまご探し、私で良ければ手伝うよ!一人より二人の方が見れる場所も、気づきも多いはずだよ!」
家族のこと、研究のこと。
何の気なく語った身の上話を聞いた彼から差し出された品はどれも見たことがないものばかり。
しかし、そこから伝わる純度の高い魔力の気配に確信する。これはそこらの市場で簡単に手に入れられるような品ではない。
興味よりも申し訳なさが勝ったのを察したのか、彼は条件として星の国の情報提供を求めてきた。
この優しい異国の青年のため、何か力になれるならと、彼の探し物への協力を願い出て、私は素材を受け取った。
彼といる時間は心地よかった。
塔の周辺を散策する際、何かと私を気にかけてくれる様子はまるで兄のようだったが、母から伝え聞いたこの国の伝承に耳を傾け、目を輝かせる姿はあどけない少年のようで、ときに子供っぽいと言われる私の「お遊び」の発明も心の底から楽しんでくれているようだった。
そして、そんな折に何気なく口にした言葉に彼は目を丸くした。
「ねぇライカン、たまごたちには好きなものって何かな。美味しいごはん?花の甘い香り?それとも愉快な音楽?」
「せっかくなら、みんなが喜んでくれるものを用意して『おいで!』って言いたいし、そしたら来てくれるかもでしょ?私はたまごのことも、森のことも…まだよく知らないけど、それでもこうして出会えたんだもん。もっと知りたい、仲良くなりたい。」
あなたとも。
彼は異国の人間だ。神秘の森を守る役目を負ったひとなのだ。
一緒にいられるのはあと何日?帰ったら、私の事を忘れてしまう?
笑って「またね」を言える自信がないのは、どうしてだろう。
ついに最後の一体が見つかり、彼はこの地での目的を果たした。
困らせないように見送らなければと自分に言い聞かせていたはずなのに
私は、別れの言葉を告げかけた彼の手を咄嗟に掴んでこう言った。
「私も一緒に行く!お願い、連れて行って。
私、もっと素敵な女性になるよ。お母さんのことは絶対助けるし、かっこいいライカンを助けられるようなかっこいい人になる!
だからお願い、旅先で出会った記憶の中の女の子にしないで。今お別れしたら…私、きっと後悔すると思うの」
***
「あなたに相応しいかっこいい人になりたい、とは言ったけど、あの時はワガママを言える子供の私でよかったな、って思うんだ。
あなたがくれる時間がすきだよ、ライカン。
おじいちゃんおばあちゃんになっても、この手を離さないでいてね」
◆申請について
種族、所属国、年齢に関係なく、相性重視で良いご縁が結べればと思っております。
HL希望ですが、異性寄りの中性の方も大丈夫です。
メッセージをいただけた場合、3日以内のお返事を心掛けておりますが、万が一反応が無かった場合にはお手数ですが再度送信いただけましたら幸いです。
世代交代企画の経験が浅いの為、不手際等あるかと思います。
何か不備等ございましたらお知らせ
引き続き2期に参加させていただきます。
★1/7 メッセージにお返事をいたしました。未着の場合はお知らせくださいませ。
「私たちもどのくらい生きられるか分からない。
もしかしたら、あなたよりずっと短命かも、って思うのは…正直ちょっとだけ怖いよ。
…でも、でもね、そういう寂しいもしもを考えるだけじゃ、きっと勿体ないよね」
◆Mirashcah(ミラシュカ)
性別:女性
所属国:星の国
年齢:19
身長:157cm
水の精霊の加護を受けた種族「ラス・フローリテ」と、魔女に造られた魔法生物「ハスハルミーラ」の間に生まれた少女。愛称は「ミラ」。
赤と青のバイカラーの瞳と、両親から受け継いだ角と尻尾は双子の姉とお揃い。
母の寿命について知って以来、姉とともに母の寿命を延ばす方法を探している。
ハキハキとした姉とは対照的に、マイペースでおっとりした性格。
ぼんやりとしているように見えるが、物覚えはよく、行動も早い。
父同様、水の魔法を主として使用する。
魔力の強さでは父には及ばないが、父の指導、母から伝え聞いた経験、そして持ち前の知識欲によって魔法薬作りを得意とするようになった。
現在は父の使っていた塔で、姉が各地から持ち帰った素材を用いて延命のための薬の研究・製作に勤しんでいる。
大人しそうに見えてかなり好奇心旺盛で、幼い頃から人を驚かせるのが好き。怖いもの知らずなところがあり、たまに研究の合間に妙な効果の薬を作っては騒動の種となっている。
◆種族
ラス・フローリテ(父)【illust/102605911】
ハスハルミーラ(母)【illust/101690780】
◆家族
父:イェッド/星の国【illust/102605911】
「あー、お父さんってばまーたこんなところで伸びてる…起きて~、おーきーてー!」
母:ルナヤさん/星の国【illust/101690780】
「待っててねお母さん。私とラスがきっとお母さんの運命を変えたげる!」
双子の姉:ラスフィアちゃん(ラス、らーちゃん、お姉ちゃん)【illust/103667635】
「ラス、ラス!昔みたいにお洋服替えっこしてお出かけしたら皆気づくかな?へへ…」
◆12/23 素敵なご縁をいただきました!
森の国 ライカン・エオーケインさん【illust/103736082】
両の手で数えられるほどしか聞いたことのないその音に、私は顔を上げた。
捲りかけていたページに栞代わりの木の葉を挟むと、足早に階段を駆け下りていく。
古びた扉を開ければ、視界に飛び込んできたのは木漏れ日にも似た銀色。
異国の風を連れて、彼はやってきた。
「森の国から?わー、すごい偶然!私のご先祖様も森の国からきた種族なの!ね、良かったらお話を聞かせて?」
「貰ってばっかりじゃ申し訳ないよ。…え、星の国の話を?もちろん!
あっ、あとね!妖精のたまご探し、私で良ければ手伝うよ!一人より二人の方が見れる場所も、気づきも多いはずだよ!」
家族のこと、研究のこと。
何の気なく語った身の上話を聞いた彼から差し出された品はどれも見たことがないものばかり。
しかし、そこから伝わる純度の高い魔力の気配に確信する。これはそこらの市場で簡単に手に入れられるような品ではない。
興味よりも申し訳なさが勝ったのを察したのか、彼は条件として星の国の情報提供を求めてきた。
この優しい異国の青年のため、何か力になれるならと、彼の探し物への協力を願い出て、私は素材を受け取った。
彼といる時間は心地よかった。
塔の周辺を散策する際、何かと私を気にかけてくれる様子はまるで兄のようだったが、母から伝え聞いたこの国の伝承に耳を傾け、目を輝かせる姿はあどけない少年のようで、ときに子供っぽいと言われる私の「お遊び」の発明も心の底から楽しんでくれているようだった。
そして、そんな折に何気なく口にした言葉に彼は目を丸くした。
「ねぇライカン、たまごたちには好きなものって何かな。美味しいごはん?花の甘い香り?それとも愉快な音楽?」
「せっかくなら、みんなが喜んでくれるものを用意して『おいで!』って言いたいし、そしたら来てくれるかもでしょ?私はたまごのことも、森のことも…まだよく知らないけど、それでもこうして出会えたんだもん。もっと知りたい、仲良くなりたい。」
あなたとも。
彼は異国の人間だ。神秘の森を守る役目を負ったひとなのだ。
一緒にいられるのはあと何日?帰ったら、私の事を忘れてしまう?
笑って「またね」を言える自信がないのは、どうしてだろう。
ついに最後の一体が見つかり、彼はこの地での目的を果たした。
困らせないように見送らなければと自分に言い聞かせていたはずなのに
私は、別れの言葉を告げかけた彼の手を咄嗟に掴んでこう言った。
「私も一緒に行く!お願い、連れて行って。
私、もっと素敵な女性になるよ。お母さんのことは絶対助けるし、かっこいいライカンを助けられるようなかっこいい人になる!
だからお願い、旅先で出会った記憶の中の女の子にしないで。今お別れしたら…私、きっと後悔すると思うの」
***
「あなたに相応しいかっこいい人になりたい、とは言ったけど、あの時はワガママを言える子供の私でよかったな、って思うんだ。
あなたがくれる時間がすきだよ、ライカン。
おじいちゃんおばあちゃんになっても、この手を離さないでいてね」
◆申請について
種族、所属国、年齢に関係なく、相性重視で良いご縁が結べればと思っております。
HL希望ですが、異性寄りの中性の方も大丈夫です。
メッセージをいただけた場合、3日以内のお返事を心掛けておりますが、万が一反応が無かった場合にはお手数ですが再度送信いただけましたら幸いです。
世代交代企画の経験が浅いの為、不手際等あるかと思います。
何か不備等ございましたらお知らせ
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2022-12-18 16:37
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