【黎明航路】ライカン【第2期】
※1/8 頂いたメッセージを確認致しました。此方でのお返事に換えさせて頂きます、色々とありがとうございました!
黎明航路【illust/100438853】
素敵な企画に引き続き参加させて頂きます。どうぞ宜しくお願い致します。
■ライカン・エオーケイン Lichen Eohcane
年齢:25歳 性別:男性 身長:175㎝ 所属:森の国
一人称:私 二人称:君
■種族/スキル
蜜羽の守人【illust/102433406】/野外探索、弓術
輝梟【illust/101595849】/剣術、滑空
■家族
父:エリアル【illust/101595849】
「父上は森に不在の期間も多く、帰って来られた時には飛びついて話や土産をねだっていたよ。
そんな幼少期の憧れが、今の私の価値観に大きく影響しているのだろう。素晴らしい想い出さ」
「ああ父上、母上が探しておられましたよ。お二人が居る限りこの森も安泰でしょう。
私がひょいと旅に出て他国に居着いてしまっても然程問題は無いのでは?はは、冗談ですよ」
母:ファレン・エオーケイン【illust/102433406】
「やあやあ母上、本日もご機嫌麗しゅう!月下に目映き銀糸の髪の…その目はお止めください。
女性には賛辞の言葉を尽くすべしと本で学びまして、日頃から慣れておこうと思ったのですよ」
妹:エレノア・エオーケイン【illust/102825367】
「妹は両親に似て真面目な子だからね。妖精のたまごを連れ戻すまでは帰らないつもりだろう。
彼らが彼女を、我らを何処へ導こうとしているのか…全てを知るのは森の意志のみだろうね」
「言語が通じる相手である以上、どんな相手とも誠意を込めて話し合えば何とかなるものだよ。
まあ何とかならずとも、彼女は強いからね。多少の困難は己の力で切り開いてしまうだろうさ」
■素敵なご縁を頂きました!
星の国のミラシュカさん【illust/103704410】
深い森を抜けた先。開けた視界に飛び込んできたのは滾々と湧く泉と、その畔に聳える優美な塔。
何処か故国に似た清らかな空気に心が躍り、迷う事なく扉を叩く。それが彼女との出会いだった。
「我らが故郷に興味を持って貰えるとは嬉しい限りだね。答えられる範囲で何でも教えよう!
この子達は君達の言う神秘の森の象徴さ。どうやら君の清らかな心に皆惹かれているようだよ」
「家族を想い励み続ける姿のなんと美しく清らかな事か!是非これらも素材として使っておくれ。
勿論対価は不要さ。どうしても気になるというのなら、この国の事を教えて貰えると嬉しいね」
少女の身の上話に感極まって路銀替わりに持参した森の恵みを差し出せば、何故か酷く驚かれた。
どうやら竜達の住まう古く魔力に満ちた地特有の品は、近年では珍しい種の素材だったようだ。
慌てふためく少女を制し、この国の情報提供を願い出たところすぐさま快諾の返事が返ってくる。
加えて、妖精のたまご探しに協力したいとの申し出に、目の前の少女の清廉さを改めて実感した。
どうやら話題の好みが似ていたようで、互いの語る興味深い話の数々に双方すぐに夢中になった。
決して本題を忘れていたわけではないが、時に大いに脱線したのもご愛敬というものだろう。
そんな中、彼女の作る魔法薬を試している際に言われた一言は大きな衝撃をもたらすものだった。
永く親しんできた森の象徴についての認識が変わった事で、森が大きく変わり始める予感がした。
「ああミラシュカ!君の作る魔法薬はなんて素敵なんだろう、まさか空を自由に飛べるとは!
年甲斐もなくはしゃいでしまったよ。ついでに面白い事を思い付いたのだけれど試せるかな?」
「彼ら個々にも特性や好みがあったとは…ミラシュカ、君は素晴らしい事に気付かせてくれた。
我々はもっと森の隣人たる彼らの事を知るべきだったのだね。一歩前進、といったところかな」
(慣れ親しんだ存在のつもりで、幻想世界の存在として知らぬ内に一線を引いていたのだな。
何の根拠もなく、彼らは何時までも傍に居るのだと思っていた。…そう、彼女の事も、私は)
春のやわらかな陽射しのような時間を過ごす中、迷い込んだと思われる最後の一体が見つかった。
目的が果たされた以上、この地に留まる理由は無い筈だ。別れを想うと心がずきりと痛む。
故国に戻る旨を告げ、迷いながらも言葉の続きを探していた矢先、先手を打たれて目を瞠る。
如何なる運命も変えようと手を伸ばし続ける少女の強さが眩しく、愛おしく思えてならなかった。
「君には驚かされてばかりだ。君と離れ難く思っている心を見抜かれてしまったのかと思ったよ。
そう、君の願いは私の願いでもある。君との時間はあまりに楽しくて、恋しくて堪らなかった。
そして今、大切な人達全ての幸せを成そうとする君の強さに、私はもう一度恋に落ちたようだ。
どうか私の手を取ってくれるかい?寂しさを感じる暇の無い程、楽しさで君を満たしたいんだ」
***
「ミラシュカ、君が考えている以上に私は、君の事を世界で一番大事な女性だと思っているよ。
ほら、出逢ってすぐの頃。妹扱いしているのではないかと君に言われた事があっただろう?
あの時の私はとは違うのさ!君と共に歩む一歩一歩から、私は多くを学んでいるのだからね。
君が如何なる人生を歩もうと、私はこの先の人生全てを君と共に在り続けたいと願っているよ」
黎明航路【illust/100438853】
素敵な企画に引き続き参加させて頂きます。どうぞ宜しくお願い致します。
■ライカン・エオーケイン Lichen Eohcane
年齢:25歳 性別:男性 身長:175㎝ 所属:森の国
一人称:私 二人称:君
■種族/スキル
蜜羽の守人【illust/102433406】/野外探索、弓術
輝梟【illust/101595849】/剣術、滑空
■家族
父:エリアル【illust/101595849】
「父上は森に不在の期間も多く、帰って来られた時には飛びついて話や土産をねだっていたよ。
そんな幼少期の憧れが、今の私の価値観に大きく影響しているのだろう。素晴らしい想い出さ」
「ああ父上、母上が探しておられましたよ。お二人が居る限りこの森も安泰でしょう。
私がひょいと旅に出て他国に居着いてしまっても然程問題は無いのでは?はは、冗談ですよ」
母:ファレン・エオーケイン【illust/102433406】
「やあやあ母上、本日もご機嫌麗しゅう!月下に目映き銀糸の髪の…その目はお止めください。
女性には賛辞の言葉を尽くすべしと本で学びまして、日頃から慣れておこうと思ったのですよ」
妹:エレノア・エオーケイン【illust/102825367】
「妹は両親に似て真面目な子だからね。妖精のたまごを連れ戻すまでは帰らないつもりだろう。
彼らが彼女を、我らを何処へ導こうとしているのか…全てを知るのは森の意志のみだろうね」
「言語が通じる相手である以上、どんな相手とも誠意を込めて話し合えば何とかなるものだよ。
まあ何とかならずとも、彼女は強いからね。多少の困難は己の力で切り開いてしまうだろうさ」
■素敵なご縁を頂きました!
星の国のミラシュカさん【illust/103704410】
深い森を抜けた先。開けた視界に飛び込んできたのは滾々と湧く泉と、その畔に聳える優美な塔。
何処か故国に似た清らかな空気に心が躍り、迷う事なく扉を叩く。それが彼女との出会いだった。
「我らが故郷に興味を持って貰えるとは嬉しい限りだね。答えられる範囲で何でも教えよう!
この子達は君達の言う神秘の森の象徴さ。どうやら君の清らかな心に皆惹かれているようだよ」
「家族を想い励み続ける姿のなんと美しく清らかな事か!是非これらも素材として使っておくれ。
勿論対価は不要さ。どうしても気になるというのなら、この国の事を教えて貰えると嬉しいね」
少女の身の上話に感極まって路銀替わりに持参した森の恵みを差し出せば、何故か酷く驚かれた。
どうやら竜達の住まう古く魔力に満ちた地特有の品は、近年では珍しい種の素材だったようだ。
慌てふためく少女を制し、この国の情報提供を願い出たところすぐさま快諾の返事が返ってくる。
加えて、妖精のたまご探しに協力したいとの申し出に、目の前の少女の清廉さを改めて実感した。
どうやら話題の好みが似ていたようで、互いの語る興味深い話の数々に双方すぐに夢中になった。
決して本題を忘れていたわけではないが、時に大いに脱線したのもご愛敬というものだろう。
そんな中、彼女の作る魔法薬を試している際に言われた一言は大きな衝撃をもたらすものだった。
永く親しんできた森の象徴についての認識が変わった事で、森が大きく変わり始める予感がした。
「ああミラシュカ!君の作る魔法薬はなんて素敵なんだろう、まさか空を自由に飛べるとは!
年甲斐もなくはしゃいでしまったよ。ついでに面白い事を思い付いたのだけれど試せるかな?」
「彼ら個々にも特性や好みがあったとは…ミラシュカ、君は素晴らしい事に気付かせてくれた。
我々はもっと森の隣人たる彼らの事を知るべきだったのだね。一歩前進、といったところかな」
(慣れ親しんだ存在のつもりで、幻想世界の存在として知らぬ内に一線を引いていたのだな。
何の根拠もなく、彼らは何時までも傍に居るのだと思っていた。…そう、彼女の事も、私は)
春のやわらかな陽射しのような時間を過ごす中、迷い込んだと思われる最後の一体が見つかった。
目的が果たされた以上、この地に留まる理由は無い筈だ。別れを想うと心がずきりと痛む。
故国に戻る旨を告げ、迷いながらも言葉の続きを探していた矢先、先手を打たれて目を瞠る。
如何なる運命も変えようと手を伸ばし続ける少女の強さが眩しく、愛おしく思えてならなかった。
「君には驚かされてばかりだ。君と離れ難く思っている心を見抜かれてしまったのかと思ったよ。
そう、君の願いは私の願いでもある。君との時間はあまりに楽しくて、恋しくて堪らなかった。
そして今、大切な人達全ての幸せを成そうとする君の強さに、私はもう一度恋に落ちたようだ。
どうか私の手を取ってくれるかい?寂しさを感じる暇の無い程、楽しさで君を満たしたいんだ」
***
「ミラシュカ、君が考えている以上に私は、君の事を世界で一番大事な女性だと思っているよ。
ほら、出逢ってすぐの頃。妹扱いしているのではないかと君に言われた事があっただろう?
あの時の私はとは違うのさ!君と共に歩む一歩一歩から、私は多くを学んでいるのだからね。
君が如何なる人生を歩もうと、私はこの先の人生全てを君と共に在り続けたいと願っているよ」
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2022-12-19 20:24
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